皆様がよくご経験されていることでしたら、
始まりから終わりまでの一連の流れはおおよそ理解されていることでしょう。
ただ、外壁塗装は生涯で多い方でも2~3回程度の特別な物事ですので
一連の流れが分からないので、見積をお願いするところから不安である方も多い事を
私も多くのお客様とお会いしてよく理解しております。
そこで今回は、
外壁塗装専門店における外壁塗装工事の最初から最後までの流れをお伝えします。
これから外壁塗装工事をお考えの方にはとても役に立つ知識とアドバイスをしますので
気になるところは何度も読み直ししていただいて
ブックマークをして必要な時にすぐに見られるようにしておいて下さいね。
では、はじめましょう。
□外壁塗装着工までの6つの流れ
外壁塗装には、着工するまでに必要な作業が6つ存在します。
ここからは、着工までの流れを具体的に紹介します。
1.専門家へ相談を依頼します。
まず最初は専門家へ相談をします。
相談方法は電話、ホームページからの問合せ、メール、LINEと
様々な問い合わせ方法がありますが
あなたがじっくりと相談を行える方法で行うと
困り事や要望を伝え忘れることがないので安心です。
相談を行う際には、
外壁の状態などの情報をご自身で見てどの程度痛んでいるのかまとめておきましょう。
それと築年数、外壁の素材も分かっていると話はスムーズです。
ここで疑問に思いませんでしたか?
後でプロが見に来るのになぜ状態を自分で知っておく必要があるのでしょう。
それは、
なぜ今回外壁塗装をしようと思ったかをしっかりと理解しておくためです。
外壁塗装は高額な買い物、なのでコンビニでお菓子を買いすぎたみたいに
軽い気持ちで依頼することはありません。
ここが気になったから塗装をしようと思ったのだ、と言うことを事前に理解しておいて下さい。
あと
問合せした後にあなたが塗り替えをしようと思った理由を
専門家がしっかりと理解しているかも確認しておいて下さい。
意外と専門家でも理由を考えずに見積を行い、全く的外れな見積を出してくることがあります。
(もしくは自社が得意な施工等を進めてくることがあるはずです)
そのような方にはお願いしないのが得策でしょう。
2.初回訪問(現地調査日)を一緒に決めます。
外壁の状態、お困り事、そしてご希望を伝えたら専門家に来ていただく日程を決めましょう。
見に来てもらいたい日程をいくつか候補を決めておきましょう。
専門家の方も予定が入っているはずなので
いくつかの候補があれば、訪問可能な日程も決めやすくなりますね。
この訪問日時には必ずあなたが在宅している日を選びましょう。
依頼をされる方には『留守でも見ていって』との要望される方もおられます。
ご自宅の大事な塗り替えの最初の打合せです。
なので、あなたが塗り替えようと思った理由を外壁を見ながら再度伝えてください。
それと専門家でも人の話を聞いていない方が多く、
自分の都合の良い方に考えて自分の勧めたい施工を勧めてきますので、
相談の段階から専門家の受け答えをよく聴いて業者の選定をしてみてください。
3.『プロのお住まい診断』をしてもらいます。
日程が決まると、次は現地調査、初回訪問を行います。
この工程は、正確な見積もりと診断をするために大事な作業です。
外壁塗装専門店の中には現地調査と言わず、
「プロのお住まい診断」と呼んでいることもあります。
一般的な「現地調査」や「初回訪問」とプロのお住まい診断」とは何が違うのでしょう。
それは専門店としての長年の実績と経験からの視点です。
建設業とひとことにいっても実は多くの業種があり、得意としているものが違います。
他にも他業種を主な生業としながらリフォームを行う会社もあります。
リフォーム工事は一定規模でなければ資格や許可を必要としないため、
多くの業種業者がリフォームを謳っていますがそのほとんどは知識経験が不足しており
個別の事象に合わせた対応が出来にくいのが現状です。
「プロのお住まい診断」が出来る専門店は、
塗装技能士、建築士、施工管理技士といった国家資格を持ち、
住宅の外壁塗装を普段の仕事としているため
多くの知識と経験を持っている職人が
お客様のお困り事やご要望をしっかり理解した上で状態を調査してくれます。
お客様にとってこれほど安心出来るものはないでしょう。
「プロのお住まい診断」を行える専門店の専門家に家の状態を見てもらいましょう。
この「プロのお住まい診断」の時にご自宅を建てたときの図面があるのでしたら
専門家にお渡ししましょう。
平面図、立面図、場合によっては仕様書(仕上表)を確認しながら
調査を行うとさらに正確に調査が可能となります。
4.ご提案をもらいましょう。
「プロのお住まい診断」が終わると次はご提案の提出です。
時期によって混み合う時があり、後日お電話で決める事もありますが
ご提出日時のお約束は専門店の場合、基本は診断時にお約束をして帰ります。
診断した調査結果やご要望は報告書でまとめ、ご提案として提出します。
ご提案は外壁塗装ですと3から5プランをお作りします。
理由は、ご要望、ご予算、耐久年数、付加価値、意匠性の
それぞれ得意なプランが存在するためです。
この時、専門家はあなたに分かりやすく説明をしてくれるはずです。
塗装業界は長らく判断基準を価格と耐久性だけで伝えてきたため
新しい判断基準をお伝えするために各プランの話をしていくのです。
ご提案をいただいた時には忘れずに、
お支払い方法についても打ち合わせしておきましょう。
外壁塗装をされるお客様の多くは現金でのお支払ですが
ローンを組まれる方もおられます。
ローンは大きく2つの方法があり、
①クレジット会社でのリフォームローン
②銀行でのリフォームローン
があります。
クレジット会社でのリフォームローンは、
専門家に依頼頂ければローン手配を行ってくれます。
銀行でのリフォームローンは直接銀行で相談するか、専門家に銀行を紹介頂く事も出来ます。
5.ご契約。おめでとうございます!
お支払い方法などすべてが決まりましたら契約となります。
契約には別途日時を取り決めして契約書を取り交わします。
契約は吉日が良いと言われる方もおられますので、
専門家は建築吉日を調べながら日程を決めてくれます。
もしも契約日が吉日でない場合は、
契約書か契約内容明細(最終見積)を建築吉日にすることで
よい日取りになるよう専門家は取り計らってくれますのでご安心下さい。
そして、『いよいよ感動の塗装工事が始まります!』
と言いたいところですが…
6.『塗装デザイン』を決めましょう!
工事を始める前に『塗装デザイン』を選んでいただきます。
最初に住宅塗装カラーサンプル帳を元にお好みの色合いを選んで頂きます。
人によってお好みの色は様々。
なので、サンプル帳でこれ!と選んでも良し、
お好みの色合いだけ選んであとは専門家に選んでもらっても良し、
自分家に合う色、今流行の色を専門家に提案してもらっても良し、
せっかくのお化粧直しですから楽しく選びませんか。
外壁の色選びでお悩みの方にはデザイン集、施工事例集も用意出来ますよ。
□外壁塗装の工期は約2週間が基本。
塗装デザインが決まると次は工事の段取りです。
外壁塗装専門店での一般的な待ち時間はおおよそ2~3ヶ月です。
理由は少数精鋭で行うのが基本の専門店工事のため、
開始までにお時間を頂いてしまうのです。
逆に契約後に素早く工事には入ることの出来る業者の場合は、
多くのお客様から選ばれていない会社様である可能性がありますので
工事中にはよく施工内容や仕上がりを確認しておきましょう。
話は戻って、外壁塗装の工期はおおよそ2週間が基本。
でも塗装をはじめるまでにも大事な工程があるのです。
7.工事前の近隣ご挨拶をさせていただきます。
外壁塗装を行う時にはお隣、ご近所へ事前にご挨拶に伺います。
理由は高圧洗浄での騒音、塗装のにおい、車の駐車といった
ご近所の方にもご不自由をお掛けする可能性があるためです。
ご訪問宅は事前にお客様と打合せをさせて頂いた上で
近隣にお住まいの方と直接お会いしながらご挨拶をさせて頂きます。
この時にご近所の方のご要望も確認させて頂きながら
工事段取りを組んでいくこととなります。
工事完了後もご挨拶に伺います。
8.足場を組立します!
足場の組立は一般的な住宅の場合、1日で完成します。
足場の専門スタッフが細心の注意を払いながら足場の組立を行い、
塗装飛散防止用養生ネットを取付し、万全な体制で塗装工事を始めていきます。
※一般の方が足場に登ってしまうと転落などの危険も伴いますので、施工期間中でも足場に登ったりしないでくださいね。また、子供さんたちが遊んで怪我をされたりすることにも気をつけてくださいね。
自社施工のメリットは価格を抑えられることですが、
自社の現場だけで毎日足場の職人に足場作業を行わせるだけの
施工現場を持っている会社は多くありません。
つまり、
足場職人は塗装職人と兼用している方となります。
どちらの技術も素晴らしい、と言うことはありませんので
どちらかの技術は専門ほどではなく足場が確実に安全であるとは言い切れなくなるのです。
しかも足場職人にも資格がありますので資格を持ち作業している職人が
専門業者と比較すれば明らかに少なくなるので危険が増加することとなります。
(だから安くなるとも言えますね)
塗装現場の件数が多くなると足場業者も価格を下げてくれますので
自社施工で行うよりも安くなると言うのが実情です。
9.高圧洗浄で長年の汚れを取り去ります!
足場組立が終わるとついに塗装工事に入ります。
最初の作業は高圧洗浄です。
高圧洗浄は4~50坪程度の住宅ですと半日程度で完了します。
まるで我が家がお風呂に入っているかのように
長年の汚れやコケをキレイに洗い流していきます。
洗った所と洗っていない所、
びっくりするくらいに色が変わるのは見ていて楽しくなりますよ。
ひとつ注意が必要なのは、
高圧洗浄は専用の機械を使用しますがこの機械はエンジン製がほとんど。
つまりエンジン音の騒音がします。
静音型のものでもある程度の音はしますので、夜勤明けで寝ておられる方ですと
うるさくて気になってしまうことがあります。
あと、
水だからといって馬鹿には出来ません。
圧力はすさまじく直接当たるとケガをする可能性がありますので作業中は職人さんに近寄らないよう気を付けましょう。
10.養生を行います。
そして次は養生作業。
おおよそ1日で作業は完了します。
窓や換気扇のフード、エアコンの室外機、基礎や土間部分なども行います。
養生は例えるなら日傘のようなもの。
しっかりと塗装をガードします。塗装ははみ出して付いている見栄えも悪いもの。
だから養生をきちんと出来る職人さんは仕事が出来る職人さんでもあるのです。
養生を行うと基本的には窓の開閉は出来なくなります。
夏場など窓が開けられず、不自由を感じるお部屋がある場合、
窓の開閉が出来る養生方法も出来ます。
専門店の職人なら『よく開けられる窓などございませんか?』と事前に確認がありますので、
この時に開けたい窓を必ず伝えましょう。
換気扇も同じく、使う場所については伝えて下さい。
私が教育している職人ではまずあり得ませんが、台所の換気扇フードなど
どう考えても必ず使うと思う場所まで養生してしまう少なからず職人がいるようです。
(これはエアコン室外機や給湯器でも起きますのでお気を付けください)
11.コーキングを行います。
次はコーキング作業です。
コーキング作業は窯業系サイディングの外壁のお宅で行う作業です。
具体的には壁材と壁材の間を塞いでいるゴムのようなもの(コーキング)を
新しいものへ取り替えていく作業です。
コーキング作業は撤去、養生、コーキング打ち、コーキング均し、養生撤去の順で進みます。
おおよその作業日数は3日です。
コーキングはサイディングが動くのに追従するため伸び縮み出来る材料です。
これが時間が経つと固くなってしまい表面にヒビが入ったり
剥がれてしまったりするのです。
作業を見ていると何となく子供の頃の粘土遊びのようで楽しそうに見えますが
意外と難しくてキレイに仕上げるのには経験が必要な作業です。
コーキングは表面が乾くまでにおおよそ1日必要です。
乾く前に触ると指に引っ付いてきてしまい糸のように伸びてしまったり、
ガタガタと波を打ったようになって見た目がとても悪くなります。
作業後1日はコーキングに触らないよう、気をつけて下さいね。
12.鉄部をケレン・サビ止めを行います。
そして次は鉄部のケレンをし、サビ止めを塗装します。
ケレンとは塗装面から旧塗膜を剥がしたり、地ならしをする作業です。
もちろん鉄に出ている錆を落としていく作業でもあります。
ここで錆をしっかりと落としていないとサビ止めを塗装してもすぐに錆が発生してしまうので
ケレン作業はかなり丁寧に行う必要があります。
当然ですが専門店の職人さんなら見えないところでも手抜きは絶対にしません。
プランによっては錆部分をケレン後、
錆転換剤を使用して防錆作業を行います。
錆転換剤とは赤サビと反応して黒サビへ変えてくれる薬剤。
黒サビは鉄の表面を覆うことで赤サビから守ってくれるサビであり
鉄を浸食から保護してくれます。
ケレンが終わるとサビ止め塗装です。
サビ止め塗装はもちろん、サビを抑制するための下塗りであり、
素材と上塗りとの密着度を高める役割もあります。
なのでサビ止めを塗らずに仕上げてしまうことも出来ますが、
数年経った後に剥がれたり錆が出てしまうなんてことが起きない様
職人さん達はサビ止めにも精魂込めて塗り上げていくのです。
このケレン、サビ止め作業はおおよそ1~2日程度の作業日数です。
13.『下地調整』を行います。
次は下地調整です。
モルタル壁、サイディング壁にかかわらず、ヒビ割れ部分をコーキングやパテで補修します。
ヒビ割れは塗装の痛みだけでなく雨漏れ、建物の軸組の腐りを発生させる可能性があるので
ひとつ残らずじっくり確認をしながら処置していきます。
下地調整をしっかりとキレイに行っておくことで耐久性と美観が大きく変わりますので、
下地調整に自信のある専門店なら仕上がりが綺麗であると言えます。
下地調整の施工日数は1~2日程度です。
14.『下塗り作業』を行います。
そしてついに塗装工事に入っていきます。
まずは下塗り作業。
おおよそ1~2日で行います。
専門店の職人なら一人でローラー塗装をして100~150㎡は一日で塗装が出来ますので、
福井で一番多い大きさのお宅ですと1日半あれば1工程が終わります。
下塗りは元々の外壁材、古い塗装と新しい上塗り材とを
しっかりと密着させる接着剤の役割を果たします。
なので塗り忘れ場所がないか確認しながら塗装を行い、
塗り上がってから再度確認をしています。
この時によくご質問頂くのが、
白い下塗材が透けている場所があるが薄いのではないか、と言うお話です。
下塗材には厚みの付く塗料と付かないものがあり、
厚みのつくもの(フィラーと呼ばれる材料です)は透けているなら
適正量ではないため再度塗装が必要です。
厚みの付かないもの(シーラー、プライマーと呼ばれる材料です)は密着がメインであり
下地の色透けないようにする隠ぺい力が必要な場合は、
透けない下塗材を選定して選んでいますので安心して下さい。
15.そして『中塗り作業』を行います。
いよいよここから、お客様が選んだ塗料を塗っていきます。
昔から親方には「中塗りだと思うな。仕上げのつもりで塗装しろ!」と言われ続けてきました。
これは、職人専門店であれば、全国共通認識なのですよね。
こちらも下塗り同様に1日で作業を行います。
中塗りは上塗りの耐久性を高めると共に、先ほど話をした透けを防止する効果もあります。
中塗り塗装時に上塗りと違う色を塗装して
中塗り上塗りをしっかりと行っていると見せている業者もおりますが、
基本的には必要ありません。
理由はちゃんとした職人であれば中塗り、上塗りが同じ色であったとしても
塗った場所、塗っていない場所、塗り忘れ場所などを確認出来るからです。
実際、専門店の職人なら斜めからツヤの違いを見て判断するのですが、
技術のない職人の場合は色を変えて塗らないと分からないというのが本音なのです。
16.いよいよ『上塗り(仕上げ塗り)作業』を行います。
そして最後の仕上塗り。
こちらも作業は1日程度です。
上塗りは仕上げですのでしっかりと厚みを気にしながら塗り上げていきます。
上塗り作業時に気をつける事は中塗りと同じ場所で継がない、ということです。
あまりピンとこないかもしれませんが、
足場で作業を行っていると下塗り、中塗り、上塗りとも同じ立ち位置で作業することになるので、
何も考えずに施工を行っていると上下の塗り重ね位置が全部同じになってしまうのです。
すると、
塗料の厚みに差が出ているので足場を取った後に塗り重ね位置が目立ってしまったり、
ツヤ感が全く違って見えたりしますし、
塗装してから10年15年経っているお宅で
塗り重ね部分だけ色が濃い外壁を見たことはありませんか?
意識してみていると意外と多くあります。
この様なことが起きない様、
職人は塗り重ね位置を下塗り、中塗り、上塗りで少しずらしていきながら作業をし、
総合的な厚みが均等にある様に意識しながら塗装しています。
17.付帯部(木部・鉄部)塗装を行います。
最後に、雨樋や雨戸など壁以外の木部や鉄部の付帯塗装を仕上げます。
ここまで来ると、お客様のお家の塗装工事をしているというよりも、
「自分の作品を仕上げた」という感覚に浸っているのが、塗装技術者の大半の気持ちですね。
付帯部は外壁作業の合間で進める事もありますので、
外壁が仕上がったときには付帯部も仕上がっていることも多いです。
付帯部塗装はトータル1日程度の作業です。
18.工事完了の検査を行います。
すべての塗装が終わると、お客様立ち会いのもと適正に塗装が出来ているかを検査します。
お客様には足場の上を上がって頂く事が出来ませんので、
代表親方や職長がお客様の代わりに隈無く確認していきます。
検査は早くても30分~1時間をかけて検査していき、
各場所ごとに写真を撮影して後からお客様にも確認頂きます。
19.足場解体をします。
検査も問題なく完了したらあとは足場解体です。
こちらも1日で作業完了します。
足場解体時に職人たちが気をつける事が2点あります。
まずひとつは、
足場材料が接触しての破損がないかです。
気をつけて作業をしていても人がやることですので破損が希に起こることがあります。
この場合、
お客様にお詫びと原状回復の手配について話があるはずです。
が、業者によっては破損させても声がけせずに放ってある場合がありますので注意して下さい。
もうひとつは、
解体足場の持ち帰り忘れです。
小さな部品を1個や巻き取ったシートが1枚といった少量を忘れて変えることがあります。
こちらもよく確認を行ってから帰るのでまずないはずですが、注意して確認を行って下さい。
どちらの場合も、専門店に依頼しているのなら足場解体後に周囲清掃を兼ねて
確認に来ておりますのでお客様の方で見て頂く事はありません。
もしも問題があった場合には職人の方から状況報告があり、
直ちに修繕の手配が進められますので大丈夫です。
20.完了報告。そして、お客様と一緒に喜びます!
すべての作業が終わり、美しく甦った我が家で職人さんから完了報告があります。
この時に、打ち合わせから完工までのご感想、
またご意見などお聞かせいただけると幸いです。
より良い家づくりのための改善に生かします。
21.保証書発行
すべての工事が完了したらに保証書を発行していきます。
責任を持って、定期的にご訪問し、塗装後の状態を点検していきます。
保証書は集金まで完了した後の発行です。
理由は集金業務まで完了して工事完了となるからです。
保証期間の保証開始日は集金日が一般的ですが、
工事完了報告日とする業者もあります。
専門店は一日でも長くお客様への保証をさせて頂くため
集金日を補償開始日としています。
いかがでしたでしょうか?次は、あなたが「感動の塗替えリフォーム物語」の主役になる番です。
□まとめ
外壁塗装を考えてから終わるまでの流れをご紹介しました。
特に不安なのは最初のご相談時と施工中の流れではないでしょうか。
このふたつを特に詳しくお話していきましたので、
かなり安心して外壁塗装を行う準備を整えられると思います。
ぜひこのコラムを必要な時に見直していきながら外壁塗装を成功させていきましょう。
そして、大切なお家を長く・綺麗に保つために、塗替リフォームをご検討の場合は、
信頼出来る専門家に一度ご相談ください。