こんにちは。リフォームパンセ代表親方(一級塗装技能士・一級建築士)の漆崎隆一です。
ここでは、多くのお客様の塗装工事をさせていただいてきた立場から、外壁塗装を考え始めた時に、知っておいていただいたほうが良いことをお伝えさせていただきますね。
画像などがなくて、少し見にくい感じもしますが、徐々に画像はUPしていきますので、よろしくお願いしますね。ではさっそくどうぞ!
外壁塗装が必要なサイン
一つ目には、外壁塗装が必要なサインをご紹介します。主に以下の9点ですね。






これらが見られる時には、比較的お早目に外壁塗装をお考えになられることをおすすめいたします。
外壁塗装とは
外壁塗装は、大きく分けて以下の3つの目的で行われるリフォーム工事です。
1.耐久性を高める
外壁塗装は、外壁の耐久性をアップさせることができます。耐久性とは、主に防水性や素材の劣化防止を指します。外壁は、紫外線や雨風、温度差、砂埃、さらには虫や植物など、さまざまな要因で傷んでしまいます。外壁塗装は、これらの影響から外壁を守り、耐久性を強化する役割を果たします。
2.デザイン性を高める
外壁塗装は、外壁の見た目を新しく、より魅力的にすることができます。建物が新築された時には流行を意識したデザインでも、年月が経つと古く感じられることも。塗り替えの際には、最新のデザインを取り入れつつも、飽きが来ない落ち着いたデザインに仕上げることが可能です。お客様のライフスタイルや好みに合わせたデザインをご提案します。
3.機能性を高める
外壁塗装は、外壁の機能を向上させることもできます。最も多いご要望は、「外壁をきれいに保ちたい」「長持ちさせたい」というものです。また、断熱効果を高めたいといったご要望にもお応えできます。お客様とお話しながら、希望に合った性能を持った塗装を提案いたします。
外壁塗装の費用(目安)
次に、リフォームパンセでの外壁塗装の費用(目安)をご紹介いたします。
建物の大きさ | 費用(目安) |
---|---|
30坪(約100㎡) | 60万~100万円 |
40坪(約130㎡) | 80万~130万円 |
50坪(約165㎡) | 100万~150万円 |
塗料の種類と施工単価(1㎡あたり)
塗料の種類 | 費用(1㎡あたり) |
---|---|
ウレタン系塗料 | 1,500~2,500円 |
シリコン系塗料 | 1,800~3,500円 |
フッ素系塗料 | 3,000~5,000円 |
遮熱塗料(ガイナ) | 3,800~5,500円 |
その他の工事項目別の費用目安
工事項目 | 費用目安 |
---|---|
高圧洗浄 | 100~300円/㎡ |
養生 | 250~400円/㎡ |
軒天 | 800~1,200円/㎡ |
雨樋 | 800~1,200円/㎡ |
破風板 | 650~800円/㎡ |
縁切り | 500円/㎡ |
諸経費 | 30,000~50,000円 |
廃材処理費等 | 10,000~30,000円 |
工事依頼までの流れ
次には、お問合せからご契約・施工の流れについてご紹介いたしますね。
1.初回訪問(現地調査日)を一緒に決めます

まずはお気軽にご相談ください。また、お客様のご心配な点・お困りごと・ご希望などお聞かせください。
2.『プロのお住まい診断』をしてもらいます。
「パンセ・プロのお住まい診断」とは一般的に他社では「現地調査」「初回訪問」と呼んでいたりします。一般的な「現地調査」「初回訪問」と「パンセ・プロのお住まい診断」は何が違うのかというと、創業以来52年間で培ってきた住宅改修技術の視点です。

お客様のお宅に伺わせていただき、調査及び建物診断をさせていただきます。ご希望や劣化状況にあった方法にてアドバイスいたします。

ご希望や調査した結果を報告書でまとめ、お見積り書と一緒にご提出いたします。合わせて報告書、お見積り書の内容に沿ってわかりやすくご説明いたします。また、ローン組みなどもあわせてご相談に応じます。
3.ご契約。おめでとうございます!

工事の日程や色決めなど打ち合わせさせていただき、すべてご納得いただけましたらご契約となります。工事の日程が決まりましたら、工程表をお出しいたします。全ての工程にご納得いただいたうえで工事を進めてまいります。
そして、『いよいよ感動の塗装工事が始まります!』
と言いたいところですが…
4.『塗装デザイン』を決めましょう!

工事を始める前に『塗装デザイン』を選んでいただきます。色から選ぶお客様もいますし、デザイン集から選ぶお客様もいますし、近くのお家の事例を見て「あんな感じ♪」と言われる方もおられます。
いずれにしても、「塗装デザイン」を決めるのは楽しいひとときですね。
5.工事前の近隣ご挨拶をさせていただきます。

お客様とご相談のうえで、近隣にお住まいの方へ私たちが事前にご挨拶に伺います。工事完了後にもご挨拶に伺います。
外壁塗装・工事の流れ
1.足場を架設します!

足場の専用スタッフが細心の注意を払い足場の組立を行い、飛散防止用養生ネットを取付いたします。
※ただし、一般の方が足場に登ってしまうと転落などの危険も伴いますので、施工期間中でも足場に登ったりしないでくださいね。また、子供さんたちが遊んで怪我をされたりすることにも気をつけてくださいね。 |
2.高圧洗浄で長年の汚れを取り去ります!

高圧洗浄機にて屋根、外壁の洗浄を行い、汚れやコケを除去いたします。
3.養生を行います。

窓や塗装したところを汚さないように養生を行います。
4.シーリングを行います。

シーリングとは、窯業系サイディングボードのつなぎ目に目地材を注入していく工事のことを指します。
5.鉄部をケレン・サビ止めを行います。

そして、次には、鉄部をケレンし、サビ止めを塗ります。ケレンとは塗装面から、旧塗膜を剥がしたり、地ならしする作業です。その後に錆止めを塗ります。
サビ止めを塗らずに塗料を塗ってしまってもその場では分かりませんが、数年経った後に剥がれたりしてしまいます…。当然ですが、ペイントパンセは見えないところでも手抜きは絶対にいたしません。
6.『下地調整』を行います。

外壁や屋根のヒビ割れ部分に対しては、シーリング材やパテ材で補修をします。一箇所残らずしっかりと補修していきます。
7.『下塗り作業』を行います。

ローラーで下塗りを行います。既存塗膜との密着性を高めるとともに上塗りの塗料との密着性も高まります。各部位に合わせた最適な塗料を塗布いたします。
8.そして『中塗り作業』を行います。

いよいよここから、お客様が選んだ塗料を塗っていきます。昔から親方には「中塗りだと思うな。仕上げのつもりで塗装しろ!」と言われ続けてきました。これは、職人専門店であれば、全国共通認識なのですよね。
9.いよいよ『上塗り(仕上げ塗り)作業』を行います。

そして、最後の仕上げ塗り。「中塗り」と「上塗り」は同じ色で塗ることが多いため、塗り残しが無いように十分注意を払って塗装します。細かい部分や、見えない部分もしっかりと仕上げます。
10.付帯部(木部・鉄部)塗装を行います。

その後、雨樋や雨戸など壁以外の木部や鉄部の付帯塗装を仕上げます。ここまで来ると、お客様のお家の塗装工事をしているというよりも、「自分の作品を仕上げた」という感覚に浸っているのが、塗装技術者の大半の気持ちですね。
11.工事完了の検査を行います。

お客様立ち会いのもと、適正に塗装が出来ているかを確認いたします。
12.足場解体をします。

スタッフが足場の解体を行いすべての工事が完了となります。最後に周辺の清掃をしてお引き渡しとなります。打ち合わせから完工までのご感想、またご意見などお聞かせいただけると幸いです。より良い家づくりへの参考とさせていただきます。
13.完了報告。そして、お客様と一緒に喜びます!

打ち合わせから完工までのご感想、またご意見などお聞かせいただけると幸いです。より良い家づくりへの参考とさせていただきます。
14.保証書発行

工事完了後、当社にて保証書を発行いたします。私たちが責任を持って、定期的にご訪問し、塗装後の状態を点検いたします。
いかがでしたでしょうか?次は、あなたが「感動の塗替えリフォーム物語」の主役になる番です。