屋根カバー工法・工事費用のご案内

屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねるリフォーム方法です。従来の屋根の葺き替え工事と比べて、廃材処分費用を抑えられ、工期が短縮できるのが大きな特徴です。また、二重構造になることで断熱性や遮音性が向上し、建物の耐久性を高める効果もあります。

痛んでいるコロニアル屋根
屋根カバー工法

屋根カバー工法の種類

①板金カバー工法

瓦棒、立平葺き、AT式といった板金屋根葺き方により今ある屋根の上に葺いていく工法です。価格帯は1番抑えることが出来、色々な屋根に対応出来るのが特徴ですが、トタン屋根のイメージを持っている方には好まれないデザインです。

②金属製屋根カバー工法

屋根材メーカーが発売している屋根葺き材です。断熱材が裏面に張ってある商品もあり、板金屋根の懸念点である見た目、雨音の響きを解消しています。価格帯として一番高額です。

③デクラ屋根システムカバー工法

瓦のように加工された板金に天然石を吹付されている屋根葺き材です。見た目も良く色も洋風瓦のような明るい色もあります。天然石により滑り止め効果が高いので落雪しにくいのも特徴。材料は外国製であり、天然石の剥離で雨樋が詰まることがあります。

屋根カバー工法のメリット

  1. コスト削減:解体・撤去作業が不要なため、廃材処分費を節約できます。
  2. 工期が短い:工事期間が比較的短く、天候の影響も受けにくい。
  3. 断熱・遮音性向上:二重構造になることで室内環境が快適に。
  4. 耐久性アップ:新しい屋根材で建物全体の保護機能が強化されます。

工事費用の目安

屋根カバー工法の費用は、使用する屋根材や施工面積・現状の痛み具合によって異なりますが、パンセでの価格帯は以下の通りです。

例:一般的な30坪(約100㎡)の住宅の場合
  • ガルバリウム鋼板:約80万円~120万円
  • アスファルトシングル:約65万円~100万円
  • 断熱付き金属屋根:約100万円~150万円

屋根カバー工法・施工の流れ

1.必要に応じて洗浄を行います

 洗浄でコケや汚れを落とします。洗浄を行うことで、この後の工程の防水シート貼り付ける際の接着力が良くなります。ただし、雨漏りがひどい場合には、高圧洗浄の水で雨漏りしてしまいますので、清掃のみ行う場合もあります。

2.棟板金(むねばんきん)を撤去します

棟板金とは屋根の頂点部分に取り付けられる部材で、屋根の防水性能を向上させるために重要な屋根材です。

もともとついている棟板金(鉄板部分)を全て撤去します。撤去の際は、屋根の下地を傷つけないよう留められている釘を丁寧外していきます。

3.防水シート(アスファルトルーフィング)を張り付けます

その後、防水シートの張り付けです。しっかりと張り付けないと雨漏れの原因にもなります。

 防水シートとは、雨漏りを防いでくれる大切なシートです。防水シートの寿命は約20年です。それ以上年数が経過している場合は、雨漏りする可能性がありますので、
カバー工法によって新しい防水シートを敷き直すことが、雨漏りを防ぐ一番のポイントになります。

4.新しい屋根材を設置します

隙間なく設置していきます。

 当店では、ガルバリウム鋼板(スーパーガルテクト)という材料を使用しております。保証期間15年~20年。耐久性でいうと20年以上を誇ります。

5.完成です

屋根カバー工法の施工事例

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    ABOUT US
    漆﨑 隆一
    昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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