サッシリフォームを考える5つのきっかけ
1つ目は冬の窓ガラスに出来た結露の処理に困ったときです。びっしりと出来た大粒の結露水が窓下に溜まって拭き掃除に困っている方は多いようです。サッシリフォームを行うと結露がなくなるので窓を拭かなくてよくなります。そして結露しないと窓周りのカビの発生もなくなりますね。
2つ目は日中に外の音が気になって眠れないときです。夜勤で日中に就寝される方の一番の悩みは外の騒音。自動車の音や工事の音、人のしゃべり声などが聞こえると気になって眠れません。サッシリフォームを行ってゆっくり安心して眠れる空間を作りましょう。
3つ目は部屋が外と変わらない気温でガマン出来ないときです。厳しい気候の中、外から帰ってきても家の中が外と変わらない温度でつらい思いをしたことありませんか。サッシリフォームを行うと外と比べて家の中は快適な温度になり、帰るのが楽しみになりますね。
4つ目はすぐにリフォームを終わらせたいときです。リフォームをしているとご近所の目が気になると言う話をよく耳にします。サッシリフォームなら最短半日で窓のリフォームが終わるので視線からの不安がなくなりますね。
最後は補助金をもらってお得にリフォームをしたいときです。どなたでも同じ商品が安く買えたら嬉しいもの。国の補助金をもらえば最大20万円も安く工事が出来たのと同じですので、補助金申請期間中にサッシリフォームをしませんか。
サッシリフォームとは
1.内窓取付 | 今ある窓の内側に樹脂製の窓を取付する工事です。樹脂サッシは熱伝導率(熱の伝わり方)が低く、アルミサッシの約1000分の1。だから外からの暑さ、寒さを室内に入らないのでエアコンや空調の効きがとても良くなります。 |
2.窓カバー工法 | 今ある窓の枠を下地として利用し、新しい窓を取付する工事です。外壁や室内を壊すことなく窓の入替が出来るので時間も予算も抑えながら窓交換が出来ます。 |
3.窓交換 | 古い窓を取り外して新しい窓へ交換する工事です。外壁、室内の壁も撤去して交換する工事が一般的ですが、窓種類によっては外壁だけ撤去して交換出来る場合もあります。外壁工事、内部の改装工事と一緒に行えば補修感が出ずに見た目よく性能を高められます。 |
サッシリフォームの費用相場をご紹介
サッシリフォームは5万円から30万円程度が相場です。価格帯の幅があるのは、窓大きさや性能差で費用がが変わるため。ご希望を相談して価格をご確認下さいね。
プロが教えるサッシの選び方
とにかく簡単にリフォームしたいなら内窓を選びましょう
リフォーム時に「窓がない」日があったら不安でないですか?内窓は外窓はそのままに、窓枠に新しい樹脂製窓を付ける工事なので窓がなくなることはありません。それと外窓が見えなくなるのでクロス張替も一緒に行うと室内が新築のようにキレイに見えますよ。
建て付けが悪いならカバー工法
家の中にすきま風が入ってきて寒い、そんな場合はカバー工法がよいでしょう。窓の建て付けも直って開け閉めもスムーズです。外からの見た目もキレイになるので少し自慢が出来ますね。
選ぶならLOW-Eペア、真空ガラス
サッシリフォームで大事なのはガラスです。ガラスは4種類あり、①単板ガラス②ペアガラス③LOW-Eペアガラス④LOW-Eペア真空ガラスです。①から④へ向けて性能が高くなるので選ぶなら④です。すぐに交換出来るものでもなく、費用の差は思ったほどではないのでより性能の高いものを選びましょう。
サッシリフォームの施工事例
サッシリフォームで失敗しないために気を付ける3つの注意点
1.防犯性を高めるなら面格子を
窓を新しくしたから戸締まりも安心と思っていませんか。サッシリフォームをしても錠は今までと大きく変わらないので防犯性は高まりません。防犯性重視なら窓外の面格子や窓シャッターを取付して窓からの侵入防止対策を行いましょう。
2.開閉方法を変えるならサッシ交換
窓は幅、高さで開閉しやすい窓種類が決まっています。つまり、今と同じ大きさでサッシリフォームする場合、開閉方法を変える事は使い勝手が悪くなる場合が多いのでオススメしません。どうしても変更したい場合はサイズ変更を含めたサッシ交換を信頼出来る専門家に相談しましょう。
3.断熱を期待しすぎると不満が残ります
サッシリフォームは断熱効果が上がると謳っていますので期待が高まるのは当然。でも思ったほどでないと言う方が多いのです。理由は部屋自体の断熱が窓より低いためです。昭和から平成中期頃までのお宅でしたら、今より快適になる程度で考えておいて下さい。