全面改装を考える4つのきっかけ
1.子供・孫が帰ってくるので二世帯住宅を考えたとき
1つ目は子供、孫が帰ってくるので二世帯住宅を考えたときです。若い世帯と一緒に住もうと考える時には、上の世代の方は二世帯住宅を考えてあげても良いかもしれませんね。理由は、若い世代とは生活スタイルが違い、ある程度の距離感を保つことも、プライバシーを守ってあげることも大切な家族愛ですものね。
子供孫世帯とは近くても一定の距離感を持って接してあげることが長期的にも友好な人間関係のコツかもしれませんよね。そのためにも全面改装をお考えになられてみても良いでしょうね。
2.夫婦二人での生活スタイルに直したいとき
2つ目は夫婦二人での生活スタイルに直したいときです。子供達が巣立ったら自分たちへのご褒美として全面改装を進めていきましょう。建てた当時はお互いに若く、子供達と共に生活する住宅でも夫婦二人に戻ったご自宅では必要な部屋数も使い方も大きく変わっています。そこで今後の生活を見据えて全面改装をしてこれからの人生をさらに豊かに出来るリフォームをはじめてみませんか。
3.ご自宅に高齢者・障害者がおられるとき
3つ目はご自宅に高齢者・障害者がおられるときです。住宅は高齢者・障害者の方には使いづらい事が多すぎるため全面改装をお考えになられても良いかもしれませんね。具体的には、お家の中の段差を無くすこと、廊下の幅を広げてあげること、高齢者の方が生活しやすいようにお部屋を改装してあげることなどを行いながらも、一緒に住んでいるご家族様も生活しやすいお家にしていけることで、より豊かな人生が開けていきますよね。
4.中古住宅を新居として購入したとき
最後は中古住宅を新居として購入したときです。
他人の生活感を取り除いて新たな気持ちで生活出来るよう全面改装を考えても良いでしょうね。具体的には、水回り・内装・LDK等をトータルにリフォームして、自分好みのお家に造り直し、最終的には新築の価格よりも安く収めて、念願のマイホームを手に入れることができます。
以上のきっかけで、全面改装をお考えになる方が多いようですね。
全面改装とは
全面改装とは、お客様の夢やご要望を設計内容に全て取り入れ、ご自宅を柱や梁など骨組みだけのスケルトン化した状態から外装、内装全体を作り替えることでお客様のイメージを実現化するリフォーム工事のことを言います。
新築と変わらない綺麗さとご自宅の歴史を感じながら新しい我が家で幸せな生活を過ごすことができるようになるのが、全面改装です。
全面改装の費用相場をご紹介
全面改装リフォームは1,000万円から1,500万円程度が相場です。価格幅が大きくなるのはご自宅の坪数と改修内容で費用が変わるためです。ご希望を安心出来る専門家へ相談して価格をご確認下さいね。
プロが教える!失敗しない全面改装の仕方
1.リフォーム後のイメージを明確にしましょう!
リフォーム後のイメージを明確にするとは次の3つの事をいいます。
①希望や叶えたい事を写真や図などで用意する
②伝えっぱなしにせず、どうなったのか打合せを密にする
③専門家が考えたプランを自分たちが分かるまで説明してもらう
この3つのどれかひとつでも怠ると、工事後に失敗を感じる可能性が非常に高まります。あなたは素人ですので専門家の考えていることを同じ様に理解出来るはずありません。専門家への説明と専門家からの説明には工事が遅れてでも時間を費やすように意識して全面改装を成功させましょう。
2.ご予算を想定しきましょう!
全面改装には多くの費用がかかります。この全てを自己資金でなく借りることを考えているなら全面改装の打合せより先に準備を進めて下さい。用意すべき資料集めにも時間がかかりますし、予算を決めて可能範囲を探っていく事で打合せ期間を最短に出来ますので空いた時間は家族サービスや趣味に使うことが出来ますね。
安心出来る専門家を選びましょう
全面改装は大がかりな工事。つまり、専門家とは何度も会うことになるので相性が大事です。そこで、選ぶべき専門家5つのポイントをお伝えします。
➀専門家としての知識と経験が豊富
リフォーム工事は新築工事と比較して技術、知識共に難しいと建設業界内では言われています。が、それを第三者的に評価出来るものが少ないので施工実績や表彰実績で判断しましょう。この時に会社の実績ではその方の実力が測れないので専門家としてどれだけ関わっているかも確認しましょう。
②自分たちの要望を受け入れた提案をしてくれる
話を聞く、というのは話をしっかりと最後まで聞いてくれる方であり、その話について専門家として質問しながらさらに話を聞いてくれる方のことです。もしあなたが専門家の話を聞いているときにいつまで話をするのだと感じたらよく聴いてくれていないサインです。
③要望以外の専門家としてのアドバイスをしてくれる
アドバイスは全面改修を成功させるために必ず必要な事です。自分たちの希望が叶えられるか否かを、叶えるための方法などを知識や経験から話が出来る方なら安心出来るでしょう。持ち帰って次回と言うのが続く方だと要望が伝わっていない可能性が高いので注意です。
④相性が良いか
話しやすくて長くお付き合いしてもストレスを感じない方を選びましょう。話をしていて楽しくなるなら、この先も楽しく進めていくことが出来る方でしょう。
全面改装の施工事例
全面改装で失敗しないために気を付ける7つの注意点
1.間取り変更には限界がある
すでにあるお家を改装するので、空間には限りがあります。それと柱など動かすことの出来ないものがご要望に限界を作ってしまうことがあるのです。専門家は出来るギリギリのラインを攻めてきますが無理が出ることもあるのでよく話し合いながら着地点を進めていきましょう。
2.新築と変わらない費用がかかる事がある
全面改装は大規模リフォームに分類されます。工事内容によっては1000万を超えていきますので新築工事と比較されることもあります。リフォーム工事の利点は3つ、
①同費用ならリフォームの方が贅沢出来る
②完成までの期間が短い
③登録免許税や不動産取得税がかからない
より質の高い工事をお考えなら全面改装を選びましょう
3.図面でのイメージには限界がある
図面や3Dなどで専門家はイメージを提出する事であなたに工事後をイメージしてもらおうと努力してくれますが、紙のものでは限界があります。部屋の大きさや使い勝手なども図面では判断しにくいものですので今のご自宅やメーカーショールームを利用して伝わるように説明をしてもらいましょう。
4.リフォーム中の仮住まいが必要となる
全面改装の場合、一度ご自宅を出ていただく必要があります。順を追って仕上げる方法もありますが、工期も延び、生活も非常にしにくいため苦痛を強いられるからです。全面改装の工事期間中は最初の段階から仮住まいの準備をしておきましょう。
5.劣化状況により追加が発生する事がある
ご自宅の柱や基礎など見えない部分が傷んでいる可能性があります。リフォームに長けた専門家の場合、そこも見越して進めていますがそれでも完璧ではありません。工事を始めてから追加が出る可能性があるか、事前に専門家にはよく確認をしておきましょう。可能性のある場所は破壊検査での事前調査をしてもらうことも考えておきましょう。
6.営業色が強くない方か
営業マンよりも少し口下手な感じの方が信頼出来ます。口下手な方は言葉で喜ばせることが出来ませんので必ず実力で勝負をしてきます。その実力を冷静に判断して専門家を選びましょう。
7.予算が無いけど妥協したくない場合には?
予算が無いけど妥協したくないという場合には、計画的に全面改装を行うようにして、まずは部分改装を行うという選択肢も一つです。リフォームパンセでは、2~4年間で分割してリフォーム工事を行う『全面改装計画+』も承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。