こんにちは、代表親方の漆崎です。
外壁塗装をお考えの方にとって気になる事のひとつに、工事の工程があります。
工事中に出かけてもいいか、とか、手を抜いていないだろうか、と言った
詳しくないからこそ出てくる不安が多くありますよね。
そこで今回は外壁塗装の工程ついて紹介します。
工程を理解して塗装職人の作業状況を理解すると安心ですよ。
もっと詳しく知りたい方には、
下記に詳しい工程についてのコラムのリンクも付けておきますのでそちらをご覧ください。
では始めましょう。
外壁塗装にかかる期間の目安はどれくらい?
外壁塗装はご自宅の大きさによっても多少のばらつきはありますが、
約2週間の工事です。
じつは毎日、違う工事をしているので見てきましょう。

【1日目、足場組立】
1日中、組立時の金属の当たる音が響くのでご近隣の方へ事前にご挨拶を行ってご理解を頂くことをおすすめします。
【2日目、高圧洗浄】
古い塗装や汚れが落ちないと、塗装後の仕上がりが悪かったり、塗装が捲れてしまいますので、丁寧に行う必要があります。
【3日目、養生】
塗装をしない部分に塗装が飛ぶのを防ぐための作業です。養生をすると窓が開けられなくなるので、開けたい所がある様なら事前に相談しておきましょう。
【4日目、下地調整】
ひび割れ補修はコーキングで埋める場合は1日、Vカット補修は3~4日必要です。サイディング壁でコーキング打替を行う場合は3~4日必要です。
【5日目、外壁の下塗り】
下地と塗料の接着剤の役割を担うシーラーを塗装します。シーラーは透明、ホワイト、グレーがあり、一般的に透明は浸透性が高く、ホワイトは遮熱用、グレーは上塗りの隠ぺい性を高める効果があります。
【6日目、7日目、中塗り、仕上塗り】

中塗りと仕上塗りで色を変える業者もいますが、理由は手抜きをして中塗りをせずに完成させたり、薄めた塗料で塗り上げていない事を見せるためです。
自分たちは悪い事をする、と言っているようなもの。このような業者は依頼しないのが得策です。キレイか判断する方法は2つ、仕上がった時のツヤ確認です。斜めから見て外壁のツヤにムラが無いか見ましょう。
ツヤ消しでもムラがあるとツヤが違って見えます。あとは使った塗料の量を確認します。規定量使用していない場合も塗り直しの必要があります。
【8日目、軒天、破風、雨樋塗装】
実際は屋根、外壁と同時に進めています。こちらもツヤ感などを職人が全体を確認して行きながら検査前に最終補修を行っています。

【9日目、最終検査】
事前に職人の目で確認していますが、職長や代表親方が検査を行ってキレイに塗り上げてあるかをチェックしていきます。
もし補修が必要な場合はその場で直して再確認をしてもらうので抜けはなく、品質を高める事が出来るのです。
【10日目、足場解体】
解体は組立よりは早く作業が進みます。組立、解体共に足場材の落下の危険性がありますのでなるべく作業中は家の中でお待ち頂くか、外出される事をお薦め致します。
【11日目、清掃】
足場解体後に時間がかかった場合は、翌日に清掃に伺って家の周りに落ちている養生材や塗装屑を掃除していきます。
この時に養生から漏れてしまった塗装の飛びも拭き掃除します。ご自宅が汚れたままお引き渡しはしませんのでご安心下さい。
これで全ての工程が完了です。
まとめ
今回は、外壁塗装の工程について紹介しました。
塗装工事の大まかな流れは理解出来たと思います。
天候によっては工程が変わる事もありますので、業者には事前に工程表や毎日の報告を受けてどの程度まで進捗しているかも理解しておくと、
より高耐久な外壁塗装で仕上げられる可能性が高まります。
工事をお考えなら外壁塗装に詳しい地元の専門家にご相談下さい。