こんにちは、代表親方の漆崎です。
今回は外壁塗装の乾燥時間についてご紹介いたします。
塗装工事をお考えの方にとって、乾燥時間を気にすることはあまりないかと思います。
実は乾燥は工事を依頼してから気になる事のひとつです。
なので今、
塗装工事をお考えの方はこちらのページをブックマークしておいて
工事を依頼してから読み直すとさらに役に立ちますよ。
□乾燥プロセスは4段階
塗料してから完全に乾燥するまで、
指圧乾燥→半硬化乾燥→硬化乾燥→完全乾燥
という4段階ありますが、
知っておくべきは2つです。
指圧乾燥
塗装後に指で塗装面を触っても、塗料が指に付着しない状態のことを指します。
早ければ塗装後1~2時間ほどで指触乾燥になります。
強く触ると乾燥塗膜が破れ、未乾燥部分が出てきてしまうため注意しましょう。
半硬化乾燥
数時間くらいから塗装面を軽く擦った程度では指に跡が残らなくなります。
次の工程に移る時の塗膜状態でもあります。
ただ、まだ塗膜は柔らかいのでふれないように気をつけて下さい。
□塗料や季節によって乾燥時間が異なる
乾燥時間について知っておく必要のあるポイントを見ていきましょう。
①気象条件下では乾燥時間が延びる
塗料は外で乾燥するため、気候に影響を大きく受けます。
気温が低いほど乾きづらくなるため乾燥時間が延び、
逆に夏場は気温が高く乾燥時間も短くなります。
逆に気温が5度以下・湿度85%以上は塗装が出来ません。
が、福井の冬場でも雪養生を行う事で作業が出来る様に工夫するする事が可能です。
②塗料によって乾燥時間に違いがある
水性塗料、溶剤系塗料で乾燥時間は変わります。
水性塗料は水分の蒸発で塗膜が作られるため、低温の場合は乾燥時間が延びてしまいます。
現在は健康面を考慮して外壁塗装には水性塗料を用いて、
屋根塗装は雨や結露の影響を少なくするため溶剤系塗料を使用するのが一般的になっています。
□乾燥するまでに気をつけておくべきこと
*乾燥中にやみくもに触らない
強く擦ったり、押してしまうと剥がれたり、シワができたりしてしまいます。
綺麗な塗装面を触りたくなっても、
触ると劣化の恐れがあるだけなので触らないようにしましょう。
もちろん、服などが擦れないよう気をつけて下さい。
*外壁に物を立てかけない
塗装後の壁に自転車や傘などを立てかけおくと、
汚れがついたり、くっついてしまったりする可能性があります。
塗装後時間が経過するほど、くっついたり剥がれたりする可能性は下がりますが、
完全乾燥前は避けた方が良いです。
なるべく物を立てかけない様にしましょう。
*注意点をきちんと確認する
塗料の種類によって、様々な注意するポイントがあります。
汚れていても完全乾燥するまで待つ必要がある塗料や、
完全乾燥まで多少ベタついている塗料など様々です。
乾燥するまでの途中段階はどのような状態になるのか、
何に注意すべきなのか、乾燥後の注意点なども事前に確認しておきましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装を行う際の乾燥時間について説明しました。
案外と乾燥時間については知らないことが多いので、参考になさって下さい。
外壁塗装をお考えの時期でしたら、
乾燥についてもしっかり対応を行う信頼出来る専門家へご相談下さい。