1.床リフォームを考える6つのきっかけ
1.床が傷ついた時 1つ目は床に傷が付いた時です
具体的には、以下のようなこと、ありますよね。
①上から物を落とした
②家具や物をを引きずった
③下に小石や砂がある事を知らずに重い物を載せた
④ワンちゃんネコちゃんと言ったペットと住んでいる
このようなことで床が凹んだり擦り傷、引っ掻き傷で床が痛んだ時です。擦り傷凹みキズは見た目がとても悪く木の毛羽立ちが起きる事もあるのでケガをする可能性もあります。床リフォームを考えましょう。
2.色褪せや汚れが目立ってきた時
2つ目は色褪せや汚れが目立ってきた時です。具体的には、以下のようなことありませんか?
①日が当たる床だけ白くなってきた
②液体をこぼしてシミが出来た
③よく歩く場所だけ黒く線が付いてきた
④表面の塗装が取れてきた
⑤床がニチャニチャしてきた
このような痛みが出始めたら、床リフォームを考えましょうね。
3.床がフカフカしてきた時
3つ目は床がフカフカしてきた時です。和や平成初期のお宅の場合、階段手前の床や台所やリビング入口の床、脱衣所の床などがフカフカしてくることがあります。一度フカフカし出すともう元には戻りませんし、そのままにしておくと床が破け、脚が填まってしまう事もあるので床リフォームを考えましょうね。
4.部屋のイメージを変えたい時
4つ目は部屋のイメージを変えたい時です。例えば、以下のようなこと、考えたことありませんか?
①部屋を明るくしたい
②部屋を落ち着いた空間にしたい
③個性的な部屋にしたい
こんなご要望を叶えていくために床リフォームは最適です。
5.部屋の使い方が変わる時
5つ目は部屋の使い方が変わる時です。例えば、こんなこと、ありませんか?
①和室から洋室にしたい
②ピアノを弾く部屋にしたい
③介護をする部屋に使いたい
④ペットと一緒に過ごす部屋にしたい
⑤ワーキングスペースにしたい
等。お部屋の使い方が変わる時に床リフォームを考えるといいですね。どんな床材を選ぶと使いやすくなるのかぜひ相談してみましょう。
6.部屋の改装の時
6つ目は部屋の改装の時です。間取りの変更や部屋全体の改装を行う時に床リフォームは必ず行う事となります。どう使っていくのかと、どのような色合いがお好みなのかを合わせ、ベストな床を提案してもらいましょう。
2.床リフォームとは
種類 | 具体的な内容 |
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①補修 | 1万-5万 床の傷部分を埋めたり塗ることで目立たなくする工事です。少しの箇所なら補修で直すのも良いでしょう。 |
②再塗装 | 3万-10万 床材のクリア層が剥げたり部分的に色が薄くなってきた時には再塗装を行うこともあります。ただ、塗装した箇所はいくらか目立ちますので神経質な方は別の方法を検討していきましょう。 |
③補修張り | 1万-3万 フカフカした床部分を床下から補強して沈まないようにする工事です。床が沈む心配は無くなりますが、この状態になるとまた新たな場所がフカフカしてくる可能性があるためあくまで補修張りは一時しのぎだと思っておいて下さい。 |
④上張り | 10万-20万 今の床の上から新しい床材を張る方法です。リフォーム工事では一番良く行う方法ですが、上に張るのでいくらかの段差が出来る事を覚えておきましょう。 |
⑤張替 | 18万-28万 張ってある床を捲って張替を行う工事です。敷居との高さなど今と同じ様に仕上がることとなりますが、元々捨て張り(合板下地)をしていない古い床の場合には今より床仕上がり高が上がってしまうこととなります。 |
3.床フォームの費用相場をご紹介
床リフォームは㎡あたり5,000円から25,000円とかなりの幅があります。使う床材、工事方法で変わりますので、希望をしっかりと伝えて金額を出してもらいましょう。
4.プロが教える床の選び方
基準 | 具体的な内容 |
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①価格を抑えたい時 | 価格を抑えたい時に選ぶ床材はクッションフロアです。 今の床の上にも張ることが出来、柄も多いのでお好みの物が見つかりやすいのも特徴。それと素材がビニールですので水に強いのでトイレや脱衣所の床としても使えます。さらに滑り止め効果も高いので要介護認定されている方が行き来する場所の床としても安全です。ただし、柔らかい床材のため重い物が載っていると凹んでしまい戻らなくなる、ペットの爪で表面が捲れてくる事もありますので使う場所はプロのアドバイスを聞いて選びましょう。 |
②日焼けしにくい床材 | 日焼けしにくい床材をお探しならPanasonicのベリティスフロアとアーキスペックフロアがオススメ。 退色試験を行っていてかなり日焼けしにくいと言われている床材です。他メーカーの床が日光で退色する中、この床材はほぼ退色しませんし傷も付きにくいのが特徴。良く日の当たる場所の床リフォームをお考えならこれしかありません。 |
③傷の付きにくい床材 | 傷の付きにくい床材ならDAIKENのエクオスロッゾ、エクオスミラーがオススメです。 木の組織間にある空隙部分全てにプラスチックで埋めてあるので木の質感はそのままに非常に固く丈夫になっています。なので凹みキズだけでなく水濡れにも強いので場所を選ばず使用出来るのも特徴。ツヤありのエクオスミラー、ツヤ消しのエクオスロッゾ、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのもいいですよ。 |
④ペットや高齢者の部屋の床材 | ペットや高齢者のお部屋に使う床材なら朝日ウッドテックのライブナチュラルforDOGがオススメ。 ペットが走っても滑りにくい表面加工を施す事で脱臼を防止。安心して走り回ることが出来る床材です。滑り止め加工がされているので高齢者の方にも歩きやすい床材です。この床材は突き板なので無垢のような温かみもあるので夏冬問わず気持ちよく使えます。 |
⑤上張りでオススメの床材 | 上張りでオススメする床材はPanasonicのUSUI-TAです。 厚みはたったの1.5ミリなのにしっかりと床の質感を感じるのはPanasonicだから。ペット用の滑り防止もあるので安心して使うことが出来ますね。 |
⑥本物志向なら無垢一択 | 本物志向なら無垢フローリングです。 無垢の良さは3つ、1.木の温かみを足裏で感じられること2.木のにおいが心落ち着かせてくれること3.傷が入っても見た目が良いこと、です。使えば使うほど味が出る素材は多くの建築資材の中でも無垢フローリングしかありません。 |
⑦最高級をお望みならこれ | 最高級な床材をお探しならPanasonicのアーキスペックフロアーWがオススメです。 突き板フロアなので表面は無垢材でありながら高性能なコーティングを施されており水廻りにも使用出来ます。なおかつコーティングが強固なので店舗の床でも使用出来る程です。デザインも通常のフローリングの他にヘリンボーン、スクエアブロックもあるので部屋の雰囲気をさらに高めてくれる床材です。 |
5.床リフォームの施工事例
6.リフォームで失敗しないための5つの注意点
注意点 | 具体的な内容 |
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1.工期 | まず工期を気をつけて下さい。床リフォームは意外と手間のかかる工事です。6畳間・8畳間床の上張りで2日、下地から直すと4日程度かかる事もあります。この間、お部屋は使えなくなりますので荷物の仮置き場や他のお部屋で過ごす用意をしておく必要があります。あと、廊下など行き来をされる場所の床の場合、作業中の夜など段差や穴が空いている等の危険性がある中で歩行して頂く事となりますのでかなりケガに注意を払っての使用を必要とします。 |
2.下地 | 下地にも注意が必要です。下地が悪いまま床を張っても問題が解決しない事があります。例えば勾配や床鳴りは下地から直さねばなりません。あと下地自体が現在の規格より粗く施工されていることがありますので(床鳴りや床沈みの原因です)下地の修繕も必要なのか見積段階からしっかりと調査してもらう方が良いでしょう。 |
3.使い方 | 使い方にも注意してください。部屋ならフローリング、トイレ洗面所ならクッションフロアが基本ではありますが、費用や使い方、デザイン性などで使う床材も変わります。まずどのようにして使うのかを決めて業者へ相談しましょう。 |
4.床材の特性 | 床材の特性は気をつけるべき大事なポイントです。フローリングでも無垢フローリングとフロア材があります。他にもクッションフロア、フロアタイル、長尺シート、タイルと床仕上には種類があり特性が違います。ココでは簡単に特性を上げておきます。 無垢フローリング 天然木の床材。使う木で色合いと丈夫さが変わる。熱伝導率が低いので冷たく感じにくい。使うほどに色が変化するが汚れではなく味と呼んでいる。 フロア材 合板の表面に仕上げ材を張っている床材。見た目は木だが仕上げ材は木の他にシートのものもある。コーティングにより丈夫さが変わり価格も変わる。色ムラがないため全体的にキレイに仕上がる。傷が付くと目立つし見栄えが悪い。 クッションフロア クッション性のあるビニール床材。水に強いので水廻りで使うことが多く、表面に滑り止め加工が施されているので高齢者の歩行床にも適している。重量物を載せると凹み跡が残ってしまう。価格は一番手頃。 フロアタイル 樹脂性床材で木目、石目、抽象柄と種類が豊富であり見た目が本物に似ている。固く丈夫なので店舗等土足使用をメインとしている。目地が多く、目地部分に汚れが溜まった場合、取れにくい。 長尺シート 樹脂製床材で木目、石目、抽象柄と種類が豊富。フロアタイルとの違いは1.8m幅のシートのため目地凹凸があってもデザインなので汚れが溜まりにくい。土足使用をメインとしているので丈夫だが固いので住宅の歩行箇所にはあまり向かない。 タイル 水廻りや屋外など幅広く使用され、見た目も良い床材。タイル同士の隙間は目地材が入り、この目地材に汚れが染み込みやすいので白目地より黒目地を使うことが多い。固いので丈夫だが、衝撃に弱く割れやすい。割れた箇所だけ補修する事が可能だがロットにより色が合わないことがある。 |
5.色、幅 | 床リフォーム時には色や幅に気をつけてください。床の色で部屋の雰囲気は大きく変わります。濃い色は落ち着いて見えますが部屋が暗く感じ、ホコリ等は目立ちます。明るい色は部屋の雰囲気を明るくさせますが、傷や汚れは目立ちます。幅はフローリング等木目のデザイン場合、特に気をつける必要があります。目地幅が狭いと部屋を広く見せる事が出来、目地幅が広いと狭く見えますが高級感が増します。部屋の大きさに合わせ目地幅を選びましょう。 |
いかがでしたでしょうか?
以上のポイントを抑えていただくことで、あなたにピッタリあった床リフォームを成功させることができるはずです。
もしもお分かりにくい場合、家族で検討しても答えが見いだせない場合には、以下からパンセへご相談くださいね。もちろん相談は無料です。