キッチンリフォームの費用は何で変わる?見積書で確認したい5つの項目

こんにちは。
昭和42年創業、福井で地域の住まいを守り続ける職人直営のリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回はキッチンリフォームの費用がなぜ違うのか、見積書で確認したい5つの項目をご紹介します。

キッチンリフォームを考え、何社かに見積りをお願いしてみると、
同じようなキッチンなのに金額が違う。
そんなことがありますよね。

安い方がありがたいのは当然です。私も買い物をする時には、価格が気になりますからね。

ただ、
住宅リフォームを仕事としている私が気になるのは、
その金額にどんな工事が含まれているのかということなんです。

私はキッチンリフォームの費用を比較する時には見積金額だけでなく、
工事の内容まで確認して頂きたいと思っています。

なぜなら、
キッチンの交換には本体の価格だけでなく解体や配管、電気、内装など、
様々な工事が関係しているからです。

では、
具体的にどんなところを確認すればよいのでしょうか。5つご紹介します。

キッチンリフォームの費用が変わる理由と見積書の5つの確認項目について、明るいキッチンで担当者と相談する夫婦の写真風画像

①キッチン本体の価格と付属品

まず確認したいのが新しく取り付けるキッチン本体の金額です。
同じメーカーの商品でも扉の材質や天板、食洗機、レンジフードなどの仕様によって価格は変わります。

例えば食洗機付きだと思っていたら、
実際には別途費用だった。そんな行き違いは避けたいですよね。

私なら商品名や品番、どの設備が含まれているのかを確認します。
見積書とメーカーのプランシートを一緒に見比べると分かりやすいと思います。

キッチンリフォームの大まかな費用については私たちパンセの「キッチンリフォーム・工事費用のご案内」でもご紹介していますので、参考にしてみてください。

②古いキッチンの解体・撤去費用

新しいキッチンを取り付けるには、まず古いキッチンを撤去する必要があります。

ところが壁付けのキッチンと造り付けの収納や壁に囲まれたキッチンでは、
解体する範囲も違ってきます。

また、
取り外したキッチンや建材の処分費用、
工事中に床などを傷めないための養生費用も確認したいところです。

完成すると分からなくなる工事ですが新しいキッチンを取り付けるためには必要な作業です。

見積書ではどこまでの撤去と処分が含まれているのかを見ておきたいですね。

キッチンリフォームの解体・撤去費用に関係する、古い流し台や収納を職人が取り外している工事現場の写真風画像

③キッチンリフォームの費用が変わる配管・電気工事

キッチンリフォームで金額の違いが出やすいのが、給排水管や電気設備の工事です。

例えば、
今と同じ場所にキッチンを設置する場合と、
壁付けから対面式に変更する場合とでは配管の移動距離が違います。

また、
ガスコンロからIHに変更する場合には電源や配線の確認も必要になりますし、
レンジフードの位置を変えるなら換気ダクトの工事も考えられます。

私が特に気になるのは今ある設備をどこまで利用できるのかということです。

必要な工事を整理することで費用をかける部分も明確になってきます。

④床や壁、天井の工事は含まれていますか?

キッチンを新しくすると周囲の床や壁も一緒にきれいにしたくなるものです。

ただ、
キッチンの設置場所だけを補修するのか、
台所全体の床や壁まで改修するのかによって工事費用は変わります。

さらに古いキッチンを取り外した時に床や壁の下地に傷みが見つかる場合もあります。

こうした部分は工事前に確認できる範囲と、解体してから分かる範囲があります。

私は見積りを作る段階でどこまでを今回の工事に含めるのか、
お客様と確認しておくことが大切だと思っています。

工事前に確認しておきたいことについては、
以前ご紹介した「キッチンリフォームの失敗を防ぐ5つの注意点」でも詳しくお話ししていますのでこちらも参考にして頂ければと思います。

キッチンリフォームで費用が変わる床・壁・天井の補修範囲について、解体後の室内で担当者がお客様に説明する写真風画像

⑤「一式工事」と追加費用の確認

最後に確認したいのが見積書に書かれた「一式」という項目です。

例えば「給排水設備工事一式」と書かれていても、
その中に含まれる作業は住宅の状態や工事内容によって違います。

また、
解体後に傷みが見つかった場合、
どのような工事が追加になる可能性があるのかも事前に聞いておきたいですね。

諸経費や消費税が含まれているかも確認しましょう。

私は見積書は金額をお伝えするだけのものではなく、
これから行う工事の内容をお客様と共有するための大切な資料だと思っています。

見積書に書かれた工事内容や数量、単価の見方については、
LIXILの「見積書はどう見ていけばいいの?」でも具体例が紹介されていますので
参考にしてみてください。

まとめ|キッチンリフォームの費用は工事内容まで確認

今回はキッチンリフォームの費用が変わる理由と、見積書で確認したい5つの項目をご紹介しました。

キッチン本体の価格、解体費用、給排水や電気設備、内装工事、そして追加工事の条件。
これらを一つひとつ確認することで、見積金額の違いも分かりやすくなると思います。

同じ金額でも工事の内容が違えば完成するものも変わってきます。

私はお客様が何を希望され、どこに費用をかけたいのか。
その思いをお聞きしたうえで、必要な工事を考えることが大切だと思っています。

せっかくのキッチンリフォームですから費用にも仕上がりにも納得して、
これからの暮らしを楽しんで頂きたいですね。

塗装だけではなく、お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談ください!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。