こんにちは。
昭和42年創業、福井で地域の住まいを守り続ける職人直営のリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。
今回はキッチンリフォームの失敗を防ぐために、
工事前に確認しておきたい5つの注意点をご紹介します。
キッチンを新しくするとなると、
どこのメーカーにしようか、どんな機能を付けようかと悩みますよね。
もちろん、それも大切なことです。
ただ、
私が気になるのは新しいキッチンを取り付けることだけではなく、今ある住宅の状態なんです。
なぜならキッチンは給排水管や電気、床、壁など、住宅の様々な部分と関係しているからです。
せっかく気に入ったキッチンを選んでも、
工事の計画が十分でなければ後から困ることもあります。
私はキッチンリフォームで失敗しないためには、
商品選びと同じくらい住宅の状態や工事内容を確認しておくことが大切だと思っています。
では具体的にどんなところを確認しておけばよいのでしょうか。5つご紹介します。

①床下や配管の状態を確認する
キッチンを交換する際、まず気になるのが床下や壁の中にある給排水管です。
特に築年数の経った住宅では、
配管の状態や水漏れの跡なども確認しておきたいところです。
ただ、
実際にキッチンを取り外してみないと分からない部分もあります。
そのため、
事前に確認できるところと解体後に確認するところを分けて考える必要があります。
せっかく新しいキッチンにするのですから、
見えなくなる配管も安心して使える状態にしておきたいですね。
②冷蔵庫や食器棚の配置も考える
キッチン本体の大きさは決めたのに冷蔵庫の扉が十分に開かない。
これでは困りますよね。
意外と見落としやすいのが冷蔵庫や食器棚、電子レンジなどの配置です。
特に最近のキッチンは引き出し式の収納が多いため、
引き出した時に通路がどれくらい残るのかも確認したいところ。
図面で見ると十分な広さがあるようでも実際に立ってみると狭く感じることもありますから、
私は普段の動きを考えながら寸法を確認することが大切だと思います。
キッチンの配置や必要な寸法については、
パナソニックの「キッチンリフォームの基礎知識」でも詳しく紹介されていますので、
参考にしてみてください。

③コンセントの位置と電気容量
最近は電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカーなど、
キッチンで使う家電も増えてきました。
ところが使いたい場所にコンセントがなかったり、
複数の家電を同時に使うとブレーカーが落ちたりすることもあります。
せっかく新しくするのなら家電をどこに置くのか、何を同時に使うのかも考えておきたいですね。
また、
使用する機器によっては専用回路が必要になる場合もあります。
キッチンの交換と一緒に電気設備も確認しておくとよいと思います。
④キッチンリフォームの失敗を防ぐ工事範囲の確認
キッチンを新しくしたら今度は古い床や壁が気になってしまった。
そんなことも考えられます。
例えば新しいキッチンと以前のキッチンでは大きさが違うため、
床や壁の仕上げが残ってしまう場合があります。
また、
キッチンを取り外した際に壁や床の下地に傷みが見つかることもあります。
そこで大切なのが見積りの段階でどこまで工事をするのか確認しておくことです。
新しいキッチン本体だけでなく、
周囲の補修や内装工事まで考えておくと完成した時の仕上がりも違ってきますね。

⑤工事中の生活も考えておく
キッチンリフォームでは工事中に調理や洗い物ができなくなる期間があります。
キッチンだけの交換なのか、
床や壁も改修するのかによって工事の日数は変わります。
その間の食事はどうするのか。
冷蔵庫はどこに置くのか。
また、水道が使えなくなる時間があるのか。
毎日使う場所だからこそ工事中の生活についても考えておきたいものです。
特にご家族の人数が多いお宅や毎日お料理をされるご家庭では、
工事前に生活の段取りまで確認しておくと安心ですね。
まとめ|キッチンリフォームの失敗を防ぐために
今回はキッチンリフォームで失敗しないための5つの注意点をご紹介しました。
新しいキッチンのデザインや機能を選ぶことも楽しみの一つですが、
床下や配管、家電の配置、電気設備、工事範囲、
そして工事中の生活まで考えておくことも大切です。
私はキッチンリフォームとは単に古いものを新しく交換する工事ではなく、
これからの暮らしをより快適にするための工事だと思っています。
そのためにも新しいキッチンだけを見るのではなく、
お住まい全体の状態を確認し、ご家族の生活に合った工事をご提案していきたいですね。
塗装だけではなく、お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談ください!






