トイレの洗浄音がうるさい!3つの原因と解決方法。

昭和42年創業、
住まいの困りごとを自社育成職人と一緒に解決するリフォームパンセ
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回はトイレの洗浄音がうるさくなる原因と解決方法をご紹介します。
「以前よりトイレを流す音が大きくなった気がする」
「夜中に流すと家族を起こしそうで気になる」
「流した後にゴボゴボ、ドンという音がする」
そんなこと、ありませんか。
夜中や来客時は特に気になりますよね。

結論からいうとトイレの音が以前より大きくなった場合、
給水・排水・配管や便器内部の部品が古くなっていることが原因になっている場合があります。

単に「水の勢いが強いから」とは限りません。
音の種類を聞き分けると原因が見つけやすくなります。

□原因は大きく3つあります

①「シュー」「ゴー」という給水音

トイレを流した後、タンクへ水がたまる時に、
「シュー」
「ゴー」
という大きな音がする場合があります。

これは止水栓が開きすぎていて水が勢いよく入っていたり、
タンク内部のボールタップや給水部品が古くなっていたりすることが考えられます。

部品が正常なうちは静かだったトイレでも、
長年使っているうちに内部部品が摩耗すると水の流れ方が変わり、
以前より音が大きくなることがあります。

特に、
「流す時より、水がたまる時の方がうるさい」
という場合は給水側を確認してみましょう。

②「ゴボゴボ」という排水音

便器の水が流れる時や、流した後に、
「ゴボゴボ」
「ゴボッ、ゴボッ」
という音がする場合は排水側を確認した方がよいでしょう。

排水管の中に汚れがたまって流れが悪くなっていたり、
軽い詰まりが起きていたりすると水と一緒に空気を巻き込み、
このような音が出ることがあります。

特に、
・水の引きが以前より遅い
・便器の水位が上下する
・一度で流れにくい
・ゴボゴボ音が何度も続く
という症状が一緒に出ている場合は注意しましょう。
完全に詰まってからではトイレが使えなくなります。

    「まだ流れるから大丈夫」と思わず、
    音が続くようなら早めに状態を確認した方が安心です。

    ③「ドン」「ガン」という配管の衝撃音

    水が止まった瞬間に、
    「ドン!」
    「ガン!」
    という音がすることがあります。

    これはウォーターハンマーと呼ばれる現象の可能性があります。
    水道管の中を流れていた水が急に止まることで配管に衝撃が伝わり、音が出る現象です。
    水圧が高かったり、給水部品の動きが急だったりすると起きやすくなることがあります。

    また古い便器やタンクでは現在の商品と比べて一度に多くの水を流すものもあり、
    便器そのものの構造によって洗浄音が大きい場合もあります。

    この場合は「故障」というよりそのトイレが元々持っている特徴に
    経年劣化が重なって音が目立つようになっていることもあります。

    □解決方法は3つあります

    原因が分かったら次は対処です。
    解決方法は大きく3つあります。

    1つめは止水栓を調整すること

    給水時の「シュー」「ゴー」という音が大きい場合は
    止水栓を少し調整することで改善することがあります。

    水の勢いが強すぎる場合、給水量を少し絞ることで音が小さくなることがあるためです。

    ただし閉めすぎるとタンクに水がたまるまで時間がかかり、
    次にトイレを使うまでに十分な水量が確保できないことがあります。
    少しずつ調整するようにしましょう。

    また触ったことのない止水栓を無理に回すと、
    古い部品の場合は水漏れにつながることもあります。

    動きが固い場合は無理をしないでください。

    2つめはタンク内部品を点検すること

    長く使っているトイレなら一度タンクの中も確認してみましょう。

    ボールタップや給水弁、ゴム玉などは、毎日動いている部品です。
    年数が経つと、
    ・動きが悪くなる
    ・ゴムが硬くなる
    ・汚れが付着する
    ・水が止まりにくくなる
    といった変化が出てきます。

      古そうに見えたり、動きがおかしかったりする場合は
      部品交換で改善できることがあります。

      トイレそのものを交換しなくても内部部品だけで直る場合がありますので、
      まずは状態を確認することが大切です。

      3つめは排水管や配管まわりを確認すること

      「ゴボゴボ」という音が続くなら排水管。
      「ドン」という音がするなら給水管。
      というように音によって確認する場所も変わります。

      排水の流れが悪い場合は詰まりの確認を行い、
      ウォーターハンマーが疑われる場合は水圧や給水部品、配管の固定状態なども確認します。

      配管から音が出ている場合、便器だけを交換しても改善しないことがあります。
      だからこそ、
      どこから、どんな音が、いつ出ているのか
      を確認することが大切です。

      □古いトイレなら本体交換も一つの方法です

      部品を交換して使い続けられるのであればそれも良い方法です。

      ただ長年使用しているトイレの場合は修理を繰り返すより、
      本体を交換した方がよいこともあります。

      最近のトイレは昔の商品と比べて少ない水で流せるものが多く、洗浄方式も変わっています。
      商品によっては、
      ・洗浄音
      ・節水性
      ・掃除のしやすさ
      ・汚れの付きにくさ
      ・フチ形状
      ・自動洗浄
      ・自動開閉
      など、毎日の使いやすさも大きく変わります。

        「音だけが気になるから交換する」というより、
        古くなったトイレをこれからも安心して使うために修理と交換のどちらがよいかを考える
        という見方がよいと思います。

        □こんな音なら一度確認してみてください

        トイレを流した時の音は、原因を探す手掛かりになります。
        「シュー」「ゴー」なら給水まわり。
        「ゴボゴボ」なら排水まわり。
        「ドン」「ガン」なら給水管や水圧、配管まわり。
        というようにある程度分けて考えることができます。

        そして、
        「前はこんな音がしなかった」
        という変化も大切です。

        長く使っている設備はある日突然壊れるだけではありません。
        音、流れ方、水のたまり方など少しずつ変化が出ることがあります。
        いつものトイレから聞こえる音も住まいからの小さな知らせの一つです。

        □まとめ|気になる音はまず原因を確認しましょう

        トイレの洗浄音が以前よりうるさくなった場合、原因は大きく3つあります。

        ①給水音
        止水栓やタンク内部品など、給水側が原因。

        ②排水音
        排水管の汚れや詰まりなど、排水側が原因。

        ③配管の衝撃音や便器の構造音
        ウォーターハンマーや、古い便器そのものの構造が原因。

        解決方法も、

        1つめは止水栓の調整。

        2つめはタンク内部品の点検・交換。

        3つめは排水管や給水配管の確認。

        この3つから考えてみてください。

        そして古い便器やタンクの場合はトイレ全体を交換することで、
        音だけでなく節水性や清掃性、使いやすさまで改善できることがあります。

        トイレは毎日何度も使う場所です。
        少し音が気になるだけでも夜中や来客時には意外と大きなストレスになります。

        「こんなことで相談していいのかな」と思わず、
        気になるようになったらまずは音の原因を一緒に確認していきましょう。

        お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談くださいね!

        ABOUT US
        漆﨑 隆一
        昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。