リフォーム工事は無資格でも出来る、
というのはあながち嘘ではありません。
小規模工事では建設業許可が必要ないため、
家電量販店などリフォームとは全く関係ない
他業種リフォーム工事を行っているのに不自然さを感じませんでしたか。
つまり、
リフォーム工事業者になるためには何の知識も経験も必要とされないので
すぐに始められるため今まで何度もリフォーム詐欺がニュースになるのです。
では、まともな業者の見つけ方を2つお伝え致します。
1.建設業許可を持っている会社か確認しましょう。
個人事業主や本業が建設業ではない業者は
まず建設業許可を持っていません。
理由は、専任技術者を必要とすること、そして実務経験が必要だからです。
経験がない方がいきなり建設業許可を取得は出来ません。
が、実務経験がある方を雇えば出来る事となりますので
難しい許可ではありません。
ただ、確かな業者かどうかを判定するには十分なものではあります。
2.営業に来る方が建設関係の資格を持っているか確認しましょう。
訪問販売なら特に口八丁手八丁な方が多いので
騙されないようにしてください。
建設業の資格は非常に簡単に取得出来る物から難しいものまで
幅広く用意されています。
が、安心出来る業者かどうか判断するためには以下の3つの資格が必須です。
①建築士
②施工管理技士
③建築系技能士
この資格は建設業に携わる者として国が認めた資格であるので、
所持している方が責任者でない場合は
技術と知識が大幅に欠如していると言えますので絶対に依頼してはなりません。
ちなみに資格を持っているか確認するには
合格証明証や建築士なら免許証を見せてもらいましょう。
二級か一級かは住宅リフォームでは大きな差はありませんが、
(私の経験から話をさせて頂くと一級での資格勉強内容は、
プランニングに大きく差が出ると感じています)
一級の方がより難易度の高い資格のため知識と経験は豊富と言えます。
技能士資格は実際の工事技術を持っているのか確かめられている資格。
確かな仕事を出来るのが技能士で確かな仕事が出来る様な設計、
指示、確認を行うのが建築士です。