冬の家が寒い。リフォームでできる住まいの断熱

昭和42年創業、福井の住まいを地域の職人と守り続けるリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回は「リフォームで家を暖かくすることはできますか?」というご相談についてお話しします。
答えは、できます。

断熱リフォームは家全体を一度に工事する方法だけではありません。
窓、壁、床、天井など今の住まいの状態と暮らし方を見ながら、
必要なところから整えていくことができます。国土交通省

□まず考えたいのは、どこで寒さを感じているか

「家が寒い」といってもお宅によって感じ方は違います。

朝のリビングがなかなか暖まらない。
窓の近くにいると冷気を感じる。
お風呂や脱衣所が寒い。
床から冷えてくる。

まずはご家族がいつ、どこで寒さを感じているのかを確認します。

そこから窓なのか、床なのか、壁や天井なのか、住まいを見ながら原因を考えていきます。

□窓の断熱は、今の家のままでも考えられます

比較的取り組みやすいのが窓の断熱です。

今ある窓の内側に内窓を取り付けたり、断熱性能の高い窓へ交換したりする方法があります。
国の省エネ改修でも内窓設置・ガラス交換・外窓交換などが断熱改修として位置づけられています。国土交通省

部屋全体を壊さなくてもできるため
「まず普段過ごすリビングから」「寝室の窓から」といった進め方もしやすい方法です。

□部屋を改装するなら壁や床の中も見る

和室を洋室へ変える。キッチンを改装する。床や壁を張り替える。
こうしたリフォームをする時は仕上げ材を外す機会に壁・床・天井の断熱状態も確認できます。

古い住宅では断熱材が十分に入っていなかったり、
現在の暮らしに対して断熱性能が足りなかったりすることがあります。

せっかく壁や床を開けるのであれば、その機会に断熱材まで整える。
これはリフォームだからこそできる考え方です。

□「家全部」ではなく、よく使う場所からでもいい

断熱というと大掛かりな工事を想像されるかもしれません。

でも、
ご家族が一番長く過ごすLDKを暖かくしたい、
浴室と脱衣所の寒さをやわらげたい、
寝室だけでも快適にしたい、
という考え方もできます。

今の家を見て「ここを整えると毎日の暮らしが楽になる」という場所から考えるのも一つの方法です。

予算や今後のリフォーム計画も含めながら、
今回は窓、数年後に水まわりの改装と一緒に床や壁、と段階的に整えていくこともできます。

□外壁を直す時にも断熱を一緒に考えられます

外壁の工事をする時も断熱を考える機会になります。

ここで大切なのは単に外壁へ塗料を塗ることと、
建物そのものの断熱性能を高める工事は分けて考えることです。

外壁を張り替える時などに断熱材を加える方法もありますので、
外壁の状態や今後どれくらいその家で暮らすのかまで見ながら必要な方法を考えていきます。
外壁の断熱改修も公的な省エネ改修の対象工事として位置づけられています。国土交通省

□まとめ|寒さを感じる場所から考えてみる

住まいを暖かくしたい時は、
①どの部屋で寒さを感じるか
②窓から始めるか
③改装する部屋の壁・床・天井も一緒に整えるか

この順番で考えてみると分かりやすくなります。

断熱リフォームの目的は数字だけを良くすることではなく、
冬の朝にリビングへ行った時、お風呂から出た時、夜寝室へ入った時に、今より気持ちよく過ごせるようにすることだと思っています。

家のつくりや築年数によって合う方法は違いますのでまず今の住まいを見ながら、ご家族に合った断熱の方法を一緒に考えていきましょう。

塗装だけではなく、お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談ください!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。