カーポートの柱、どこに立てる?毎日の駐車から考える位置

昭和42年創業、福井の住まいを地域の職人と守り続けるリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回はカーポートを設置するときに意外と大切な柱の位置についてご紹介します。

カーポートの柱は毎日の駐車や乗り降りを実際にイメージしながら決めると使いやすくなります。
車の大きさだけでなく
ハンドルを切る場所、
ドアを開ける場所、
道路へ出る時の見え方まで確認しておくとご家族の動きに合った配置が見えてきます。

□まずは、いつもの駐車を思い浮かべる

駐車場へ入る時、車はまっすぐ入るとは限りません。
道路から少し斜めに入り、ハンドルを切りながら駐車するお宅も多いと思います。

この時に見たいのが、車の前後だけでなく車が曲がる途中の動きです。

柱の位置によっては普段より何度も切り返しが必要になることがあります。
反対に、
車が自然に入れる場所へ柱を納めることができれば毎日の駐車もスムーズになります。

ご自宅では今どのように車を入れているのかを見ながら考えると分かりやすくなります。

□ドアを開けた時のスペースも確認する

車を停めた後は運転席や後部座席のドアを開けます。

小さなお子様をチャイルドシートから降ろす。
買い物袋を後部座席から取り出す。
ご高齢のご家族がゆっくり乗り降りする。
そうした場面では車の横にある程度の余裕があると使いやすくなります。

柱の位置を考える時も車が収まる寸法だけでなく、ドアを開けた時に人が立てる場所まで含めて見ることが大切です。

毎日何度も繰り返す動作ですので数十センチの違いでも使い心地が変わります。

□道路へ出る時の見え方も見ておく

駐車場から道路へ出る時には左右の車や歩行者、自転車などを確認します。
そこで柱や門柱、植栽などが視線と重ならないかも確認しておきたいところです。

特に敷地と道路との距離が近い場合は、
運転席からどのように外が見えるのかを現地で確認しておくと安心です。

カーポートだけを見るのではなく、
門まわりやフェンス、植栽も含めて車から見える景色を考えていきます。

□今の車だけでなく、この先の車も少し考える

カーポートは長く使う設備です。

今はコンパクトカーでも、数年後にはミニバンやSUVへ乗り換えるかもしれません。
お子様が成長すれば、もう一台車が増えることもあります。

将来のことをすべて予測する必要はありませんが、
「次に車を買うなら、このくらいの大きさかな」
「数年後には子どもの車も停めるかもしれない」
ということが分かっている場合は、
計画の段階で教えていただけると配置を考えやすくなります。

今の暮らしと、この先の暮らし。
その両方を少しずつ見ながら決めていくと長く使いやすい駐車場になります。

□まとめ|柱一本でも毎日の使いやすさは変わります

カーポートの柱の位置を考える時は、
①車がどう入ってくるか
②ドアを開けた時に人がどう動くか
③道路へ出る時に左右が見やすいか
この3つを実際の駐車場で確認してみてください。

朝、車で出かける。
夕方、家へ帰ってくる。
買い物袋を降ろす。
子どもを車から降ろす。

そんな普段の動きが自然にできる配置なら、
毎日使うたびに「ここにしてよかった」と感じられるカーポートになります。

図面の上だけで決めるのではなく、
そのご家族がいつも車をどう使っているのかを見ながら一緒に考えていきたいと思います。

塗装だけではなく、お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談ください!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。