雨の日も車から玄関まで濡れにくく。カーポートとアプローチを一緒に考える

昭和42年創業、福井の住まいを地域の職人と守り続けるリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回はカーポートと玄関アプローチのつながりについてご紹介します。
カーポートを計画する時は、
車を停める場所から玄関までを一つの動線として考えると毎日の使いやすさがぐっと高まります。

特に雨の日は車を降りてから玄関へ入るまでの数メートルが暮らしやすさに大きく関わります。

□買い物から帰った時を想像してみる

スーパーから帰ってきて後ろの荷室から買い物袋を取り出し、玄関まで運ぶ。
普段は何気なくしている動きですが、雨の日は傘を差しながら荷物を持つことになります。

カーポートの屋根が玄関側まで少し広くかかっていたり、玄関ポーチとの間に屋根のある通路をつくったりするとこの動きがずいぶん楽になります。

小さなお子様を抱っこする時や、ご高齢のご家族が車を乗り降りする時にも雨に濡れにくい場所があると安心です。

「車をどこに停めるか」と一緒に「降りた後どこを歩くか」を考える。
これが使いやすいカーポート計画のポイントです。

□玄関へ向かう通路の幅や段差も見る

カーポートから玄関までのアプローチには毎日いろいろな人が通ります。
荷物を持って歩くこともあれば、自転車を押すこともあります。

そこで、
通路の幅、段差、足元の滑りやすさ、夜の明るさなども一緒に確認しておくとよいでしょう。

例えば、
玄関前に数段の階段があるなら手すりを設ける。
雨で濡れやすいところには滑りに配慮した床材を使う。
夜に帰宅することが多いなら足元灯を付ける。

カーポートから玄関までの短い距離でも、
こうした工夫を重ねることで毎日の出入りが心地よくなります。

□屋根のつなぎ方にもいろいろあります

敷地や建物の形によってはカーポートと玄関ポーチを近づける方法もあれば、
その間に小さな屋根を設ける方法もあります。

建物の窓や雨樋、外壁、玄関ドアの位置を見ながら、
どこまで屋根をつなげると使いやすいかを考えていきます。

ここでは屋根を大きくすること自体が目的ではありません。
よく通るところに必要な分だけ雨を避けられる場所をつくるという考え方です。

敷地条件によって方法は変わりますので、
現地で実際の動きを確認しながら計画すると分かりやすくなります。

□毎日の「少し大変」を減らしていく

カーポートやアプローチは毎日何度も目にし、歩く場所です。
雨の日に買い物袋を抱えて走らなくてよくなる。
子どもをゆっくり車から降ろせる。
夜でも足元が見やすい。
ご高齢のご家族も玄関まで歩きやすい。

こうした変化は一つひとつは小さなものかもしれません。
それでも、
毎日繰り返す動きだからこそ積み重なると暮らしやすさの違いになります。

私はカーポートを考える時、
その屋根の下だけを見るのではなく車を降りて玄関へ入るまでの時間が少し楽になるかまで一緒に考えたいと思っています。

□まとめ|車から玄関までを一つの場所として考える

カーポートとアプローチを計画する時は、
①車を降りた後にどこを歩くか
②雨の日に荷物や子どもとどう移動するか
③玄関までの段差・滑りやすさ・明るさ
この3つを一度確認してみてください。

車を停めて、荷物を持って、玄関へ入り、「ただいま」と家へ戻る。
そんな毎日の何気ない動きが少し楽になることも
エクステリアリフォームの大切な役割だと思います。

ご家族が毎日通る場所だからこそ、
カーポートと玄関まわりを一緒に見ながらその家に合った形を考えていきましょう。

塗装だけではなく、お住まいに関する事ならぜひ私、漆﨑隆一へお気軽にご相談ください!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。