リフォーム会社に相談する前に、家族で話しておきたい3つのこと

昭和42年創業、福井の住まいを地域の職人と守り続けるリフォームパンセ、
代表親方・一級建築士の漆﨑隆一です。

今回はリフォーム会社へ相談する前に、
ご家族で少しだけ整理しておくと話が進めやすくなることをご紹介します。

最初から工事内容や商品を決めておく必要はありません。
私なら、「今困っていること」「これからどう暮らしたいか」「予算や時期の大まかな考え」の3つが分かれば十分にお話を始められます。

□まず「何に困っているか」をそのまま伝える

「お風呂が寒い」「収納が足りない」「外壁が気になる」「キッチンが使いにくい」
このくらいで構いません。

専門的な工事名へ置き換えなくても、
その困りごとを聞くことで私たちは家のどこを見ればよいのか考えられます。

例えば「キッチンを交換したい」というご相談でも、
本当に気になっているのが収納なら設備の交換だけでなく配置や収納のつくり方まで考えられます。

□次に「こう暮らしたい」を考える

リフォームは古くなったものを新しくするだけではありません。

家族で一緒に料理をしたい。
冬も暖かくお風呂に入りたい。
庭を眺めながら過ごしたい。
年齢を重ねても1階で暮らせるようにしたい。

そんな暮らしの希望が分かると工事の優先順位も見えてきます。

今の不便とこれからしたい暮らし。
この2つを聞かせていただくことが私たちにとって一番大切な情報です。

□予算と時期は「だいたい」でいい

「予算を言ったら、その金額いっぱいまで使われそう」
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
プロが知りたいのは限られた予算の中で何を優先するかです。

例えば200万円の中で水まわりを整えたいのか、
今回は100万円までにして残りは数年後に考えるのか。
それによって提案の組み立て方は変わります。

工事時期も「今年中」「冬になる前」「急いではいない」程度で十分です。

□まとめ|相談する時に、答えを持っていなくても大丈夫です

リフォーム会社へ相談する前には、
①今困っていること
②これからどう暮らしたいか
③予算と時期の大まかな考え

この3つだけ、ご家族で話してみてください。

あとは実際の住まいを一緒に見ながら考えていけばよいと思います。
相談する段階からご家族の話をきちんと聞いてくれるかどうかも、
その会社を知る大切な時間になります。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。