リフォームを成功させる会社選び|確認したい5つのポイント

リフォーム会社を選ぶ時、
私がおすすめしたいのは会社の大きさや見積金額だけで比べるのではなく、
「この会社なら、自分たちの家のことを一緒に考えてくれそうか」
を見ることです。

そのために確認したいのは次の5つです。
家をきちんと見てくれる。
必要な工事と、まだ待てる工事を分けてくれる。
なぜこの工事をするのか説明してくれる。
誰が工事をするのか分かる。
工事が終わった後も相談できる。

私はこの5つがそろっている会社ならリフォームを安心して進めやすいと思っています。

まず、家をきちんと見てくれる会社か

リフォームでは同じように見える家でも状態は一軒一軒違います。

例えば
「お風呂を交換したい」
というご相談でも今のお風呂の大きさ、窓、配管、床下、脱衣所との段差などによって工事内容は変わります。

外壁塗装でも同じです。
外壁材の種類、ひび割れ、目地、以前の塗装、屋根や雨樋の状態まで見ていくとその家に必要な工事が少しずつ分かってきます。

ですから私は会社選びでは最初の現地調査をよく見ていただきたいと思っています。
家の周りを一周しただけなのか。
気になる場所について
「ここはいつ頃からですか?」
「雨の日はどうですか?」
「今までに直したことはありますか?」
と聞いてくれるのか。

リフォームは見積書を作る前の「見る仕事」から始まっています。

必要な工事とまだ待てる工事を分けてくれるか

家を見れば直した方がよい場所はいくつも見つかることがあります。
だからといって全部を一度に工事する必要があるとは限りません。

例えば
雨漏りにつながりそうな部分は今直す。
外壁塗装は数年以内に考える。
まだ十分使える設備はそのまま使う。
というように分けることができます。

私はお客様が家のことを相談してくださった時、
「今やること」と「少し先でよいこと」を分けてお伝えすること
が大切だと思っています。

なぜならリフォームに使えるお金には限りがありますし、そのご家族にはその家以外にも大切なことがあるからです。
車の買い替え、お子さんの進学、ご両親のこと。
住まいだけにすべてのお金を使うわけではありません。

だからこそ、必要な順番を一緒に考えてくれる会社の方が、長く相談しやすいと思います。

「なぜこの工事なのか」を説明してくれるか

見積書を見ると
「一式」
「補修工事」
「付帯工事」
といった言葉が並んでいることがあります。
専門用語があること自体は問題ありません。

大切なのは
「なぜ、この工事をするのですか?」
と聞いた時に分かる言葉で説明してもらえることです。

例えば外壁なら
「ここにひびがあるので、このまま塗るのではなく、先に補修します」
お風呂なら
「今より暖かくしたいのであれば、浴室だけでなく窓も一緒に考えた方が効果を感じやすいです」
というように工事の理由まで説明してもらえると判断しやすくなります。

私はリフォームの見積書は金額だけを見るものではなく、
その会社が、家をどのように見て、どう直そうと考えたのかを見るもの
だと思っています。

誰が工事をするのか分かるか

リフォームは契約した人だけで完成する仕事ではありません。
現場では大工、塗装職人、設備職人、電気職人などさまざまな人が家に入ります。

ですから会社を選ぶ時には
「実際に工事をするのは誰ですか?」
「現場で何かあった時は、誰に相談すればよいですか?」
と聞いてみるのもよいと思います。

自社の職人なのか長く付き合っている協力業者なのか。
誰が現場を管理するのか。
最終的に誰が責任を持つのか。
これが分かっていると工事が始まってからも安心しやすくなります。

大切なのはすべてを自社だけで行うことではありません。
お客様から見て「誰が責任を持って家を見てくれているのか」が分かることです。

工事が終わった後も相談できるか

リフォームは工事が終わった日ですべてが終わるわけではありません。

実際に使い始めてから
「少し気になるところがある」
「使い方をもう一度教えてほしい」
「今度は別の場所も見てほしい」
ということもあります。

その時に
「あの会社へ電話すればいい」
と思えることは、とても大切です。

特に住まいは何十年も使い続けていくものです。
トイレを直した会社に数年後は外壁を相談する。
外壁塗装をした会社に今度は雨樋を見てもらう。
そんな関係ができればお客様も毎回ゼロから会社を探さなくて済みます。

だから私は施工実績や価格を見るのと同じくらい、
「この会社と、工事が終わった後も付き合っていけそうか」
を見ていただきたいと思っています。

相見積もりを取るなら金額だけでなく内容を比べる

何社かに見積もりをお願いすることも一つの方法です。

その場合も、金額だけを横に並べるより
・どこまで家を見てくれたか
・どんな説明があったか
・必要な工事の理由が分かるか
・今やらなくてよいことも教えてくれたか
・誰が施工し、誰が責任を持つのか
を一緒に比べてみてください。
同じ100万円の見積もりでも工事内容が違えば単純には比較できません。

    反対に金額が違っていても
    「なるほど、ここまで工事するからこの金額なのか」
    と分かれば、自分たちに合った選択がしやすくなります。

    最後は一番安い会社を探すことではなく、
    一番納得して家を任せられる会社を見つけること
    だと思います。

    まとめ|家のことを一緒に考えてくれる会社を選ぶ

    リフォーム会社を選ぶ時に確認してほしいことは5つです。

    ①家をきちんと見てくれること。
    ②必要な工事と、まだ待てる工事を分けてくれること。
    ③工事の理由を説明してくれること。
    ④誰が施工し、誰が責任を持つのか分かること。
    ⑤工事後も相談できること。

    リフォームは商品を買うだけのものではありません。
    今ある家を見て、そのご家族がこれからどう暮らしていくのかを考えながら手を入れていく仕事です。

    だから会社を選ぶ時も
    「何を売っている会社なのか」
    だけではなく、
    「この家と私たちの暮らしを一緒に考えてくれる人たちか」
    という目で見てみてください。

    話をしていて
    「この人なら、困った時にまた相談できそうだな」
    と思える会社。
    私はそんな会社と出会うことがリフォームを成功させる一番の近道だと思います。

    ABOUT US
    漆﨑 隆一
    昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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