「屋根塗装をしたいと思ったことは今までにない」
「屋根塗装にはそれ相応のメリットはあるのだろうか？」
一見すると、屋根塗装は必要のない活動と思うかもしれません。
すぐさま取り掛かる必要がないため、後回しにしようとされる方は多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、屋根塗装を行うべき理由についてご説明致します。
□メンテナンスの必要性
屋根は、一年中気候現象と隣り合わせです。
紫外線を浴び、雨雪・強風を受けることで少しずつ屋根は老朽化していきます。
また、屋根材は塗装によって保護されています。
言い換えると、雨水に対応するバリア機能の大部分は塗装が担っているのです。
屋根塗装を怠った場合、心配されるのが雨漏りの被害です。
屋根に防水の役割がなくなってしまうと、塗装の剥がれ目から水分が部屋の内部へと入り込んでしまうでしょう。
結果として、室内の壁紙が雨漏りで汚れてしまったり、サッシ枠が水分で傷んでしまったりします。
□住宅の価値を維持するために
メンテナンスとして定期的に屋根の塗装を行うことで、住宅の価値や状態を保つことができます。
資産価値という視点から考えてみましょう。
不動産会社が住宅に価値を付ける際、メンテナンスができている住宅とできていない住宅ではどちらを高く買うでしょうか。
当然、メンテナンスができている住宅だと思います。
メンテナンスの基本として、木や鉄は約3年、そして壁は約8年ごとに修繕を行います。
外観を美しく保つためには、塗装を行いましょう。
今住んでいる住宅の売却を考えた時、次の入居者を獲得するためには外観をより良く保つことが大切だと言えます。
住まいの第一印象を決めるのは、屋根や外壁の塗装です。
建物を長持ちさせることに加え、資産価値を高く維持できます。
□タイミング
前述した通り、メンテナンスの基本として木と鉄は約3年、壁は約8年が目安です。
以下では、塗り替えを行う時期の目安をより詳しく説明いたします。
＊新築から数える
新築から塗り替えを行う時期の目安を新築から数えてみましょう。
新築から数えた場合、塗り替え時期は何十年も先だろうと考えている方が多くいらっしゃると思います。
実は、新築の塗り替えの目安は約8年後だと言われています。
建物の劣化として初めに起こるのが、塗膜の汚れ、そしてチョーキングの変色や退色です。
その後、塗膜のヒビ割れやエフロレッセンスが起こります。
塗膜のヒビ割れは塗膜の劣化がだいぶ進んできたと言えます。
この状態が見受けられると、次に素材の劣化が起こることを予期していると判断してください。
塗膜のヒビ割れが8年〜15年経った辺りで起こります。
これらに気づいた段階で、塗り替えを行いましょう。
＊8年から15年経っても塗装を行わなかった場合
まず素材の劣化として起きるのが、塗膜の浮き膨れと剥離、さらに下塗りや下地の露出です。
さらに劣化が進むと、素材が割れたり、漏水が起きたりします。
素材の劣化が生じてからは修繕費用がさらに高くなってしまいます。
＊汚れが落ちなくなってきたら劣化の証
屋根と外壁は同じタイミングで修繕・塗装を行いましょう。
屋根が老朽している具合は目で捉えにくいですが、外壁であれば確認しやすいと思います。
住宅が比較的新しい時は、防水の効果が高く、雨水をきれいに流すことができます。
そのため、汚れが流れ落ち流ので、壁に汚れが付着していることはほとんどありません。
しかし、年期が入ると防水性能が落ち、汚れが付着しやすいです。
壁が暗く薄汚れているように見えたり、くすんで感じたりしていませんか。
その場合は、速やかに業者に依頼しましょう。
＊色あせ、変色に注意
汚れの付着だけでなく、本来の色から変わってしまっている場合も塗装を行いましょう。
屋根より外壁の方が分かりやすいため、外壁の劣化具合から判断しましょう。
外壁の色あせは紫外線によるもので、塗装部分に悪影響を及ぼします。
また、苔やカビによる変色も劣化のサインです。
壁へのダメージはもちろんですが、壁全体に広がっていくため、屋根近くまで侵食します。
□まとめ
屋根の塗装をメンテナンスとして業者に依頼するべき理由が分かりましたか？
普段から自然現象によるダメージを受けている屋根は、私たちがイメージするよりも老朽化していることがあります。
屋根の精度が下がり、建物がトラブルを起こしてしまってからでは遅いのです。
水漏れをはじめとした屋根にかかわる諸問題を発生前に防ぐために、費用をもったいぶらず屋根の塗装を専門業者に依頼しましょう。
当社は、屋根の塗装を依頼したことがない初心者の方にも丁寧に対応させていただきます。
また、気になることやご質問があれば、専門のアドバイザーが親身にお答え致します。
塗装だけではなく、お住まいに関することなら下記にお気軽にご相談ください！
