7月19日
こんにちは。
リフォームパンセ代表親方の漆﨑です。
今日は日建学院で二級建築士製図の講師を務める日でした。
いよいよ今日から本格的な製図授業が始まります。
初年度の生徒さんには図面をどの順番で描いていくのか、
作図手順を一つずつ指導しました。
一方、
多年度生には本番を意識した3時間作図に取り組んでもらいました。

多年度生は私が冬から継続して指導してきた生徒さんたちです。
制限時間の中で考え、図面をまとめ、全員が最後まで描き終えることができました。
一緒に指導に入った小林先生からは、
「すごいな。ここまで全員ができるのは、今まで見たことがない」
と驚きの声をいただきました。
けれど、私にとってはいつものことです。
もちろん、
生徒さん一人ひとりが努力した結果です。
ただ、
全員が描き切れたのは特別な才能を持った人だけを伸ばしてきたからではありません。
どこで手が止まるのか、何に時間がかかるのかを確認し、
作図の順番を整理して、
できるようになるまで繰り返してきた積み重ねがあります。
教える側が「一度説明したから、あとは本人次第」と考えてしまえば、
技術はなかなか身につきません。
できない理由を見つけ、やり方を分解し、
本人が自分の力でできるところまで伴走する。
それが育てるということだと思っています。
この考え方はパンセの職人育成にも通じます。
建築の技術は一部のできる人だけが抱えていても次の時代には残りません。
教え、繰り返し、できる人を一人ずつ増やしていくことで、
地域の住まいを守る技術が受け継がれていきます。
生徒さんたちが本番で力を出し切れるよう、
これからも妥協せずに向き合っていきます。
そしてパンセでも、技術と判断を次の世代へしっかりとつないでいきます。
それが、
これから先も「いつものくらし。いつものしあわせ。」を
守り続けるために必要なことだと考えています。






