5月23日
こんにちは。
リフォームパンセ代表親方の漆﨑です。
今日は工事中の鯖江市水落町のT様のお宅に伺いました。
T様から
「水道メーターまわりの工事の内容が、ちょっと大きくなり過ぎてるんやけど」
とお話を頂いたからです。

もともとのご相談は水道メーターの中に周りの砂や水が入り込むので、
そこを何とかしたいという内容でした。
そこで、
メーターのまわりをレンガブロックで少し嵩上げして
水道メーターの蓋も上に上げるような形で納めましょう、というお話をしていました。
ところが職人の方からは、
周囲のコンクリートを壊してブロックを積んで蓋を上げます
というような話があったとのこと。
もちろん、
しっかりした工事をしようと考えること自体は悪いことではありません。
ただ、
ここで大事なのは打合せと違うことを勝手に進めてはいけないということです。
リフォーム工事や外構工事は現場で見ていると
「こうした方が良さそうやな」
と職人が感じることもあります。
水道メーターまわりのような小さな工事でも、
納まりを考えると手を加えた方がよい場合もあります。
でも、
それはあくまで職人側の判断です。
実際に費用を出されるのはお客様ですし、
どこまで直したいのか、
どこまで費用をかけたいのかはお客様によって違います。
もし、
打合せ内容のままでは将来的に不具合が出る。
このまま進めるより方法を変えた方がお客様のためになる。
そう明らかに判断できる場合でも、
まずやるべきことは工事ではなく、お客様へのご相談です。
「こういう理由で、当初の内容よりこちらの方がよいと思います」
「その場合、工事内容と費用が変わります」
「このままの内容で進めることもできますが、こういう注意点があります」
ここまでお伝えして最終的にお客様に選んで頂く。
これが本来の進め方だと思います。
今回の水道メーターまわりの工事も目的はとてもシンプルです。
メーターの中に砂や水が入りにくいようにしたい。
検針や開け閉めに困らないようにしたい。
見た目もなるべく自然に納めたい。
その目的から外れて必要以上に大きな工事になってしまっては、
T様が不安に思われるのも当然です。
現場は職人の技術で仕上がります。
でも、
リフォームは技術だけでなく、お
客様との打合せ、説明、確認があって初めて安心して頂ける仕事になります。
小さな工事ほど、こういう確認が大事ですね。
「これくらい分かるやろう」ではなく「ここまで確認しておこう」。
その積み重ねがお客様の安心につながるのだと思います。
今回の件は私自身も反省するところがあります。
職人が正しい判断をしやすいように、
そしてお客様に不安を感じさせないように、
打合せ内容の共有や現場での確認方法をもっと分かりやすくしていかねばなりません。
水道メーターまわりの嵩上げや、
ちょっとした外構工事でも、
住まいの使いやすさには関わってきます。
だからこそ、
工事の大小に関係なく、
ひとつひとつ丁寧に確認して進めていきたいと思います。
「いつものくらし。いつものしあわせ。」
そのためには、
仕上がりだけでなく工事中の安心も大切にしなければいけませんね。






