6月13日
分からないのは分かるまでやっていないからですね。
火曜の夜は二級建築士学科の授業がありました。
もう新しい講義はありません。ここからはテストが続きます。
今回は100問のテストを6時から始めていて
私は終わった方で質問がある場合にお答えするため控えています。
でもこの時期で疑問があったらホントはあかんのですけどね。
しばらく待っていると事務局から
「この子真面目なんやけど法規の点数があがらんで教えてあげて」
と生徒さんを連れてこられました。
「何が分からんかったの?」
と聞くと計算の仕方が分からないとの話。
法規での計算問題(延べ面積や建蔽率の計算)は確実に得点すべき簡単な問題。
やり方を教えてあげたのですが、
何でこの計算をしなければならないのか、という所も話をしてお教えしました。
計算の仕方だけだと忘れてしまいますが、計算する理由が分かれば忘れにくいからです。
私たちは愛情を込めた工事をご提供し、
これからも関わる一人ひとりが幸せな人生を体験し続けてもらおうと
願いながら仕事に取り組ませて頂いております。
仕事もやる意味が分からなければ本当によい仕事をお届けすることは出来ません。
なぜこの作業をしているのか、
この仕事はお客様にどんな幸せをお届け出来るのだろうか、
この仕事をすることで社会はどうよくなるのだろうか、
などを知ったとき、私たちの仕事は意義のあるものへと変わり
責任と誇りが生まれるのです。
今日も私は住宅リフォームで福井の町に家族の絆を守り続けられるお宅を作り
愛の溢れる社会と日本の伝統技術である職人仕事を守り続けることで
美しい心を持つ人材育成を行って参ります。
(日建でも勉強よりも考え方を教えているので、講師の中ではちょっと変わり者に見えていると思います)

まあ、オタクなので仕方ありません。
明日もどうぞよろしくお願い致します。