難しい時に諦めず考え抜く力を付ける練習を試験を通して学んでます。

9月6日

こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方の漆﨑です。
今日は日曜日。
日建学院で二級建築士製図試験対策の講師の日です。

そして今日は、日曜日に行う最後の授業。
本試験を想定した模擬試験を行いました。

実は今回の問題、私も事前に解いてきたのですがかなり難しい内容でした。
ただ、それを生徒さんたちに先に伝えることはしません。
本試験でも「今日は難しい問題ですよ」なんて誰も教えてくれませんからね。

何の情報もない状態から問題文を読み、自分で考え、5時間の中で一つの建物としてまとめていく。今の自分にどれだけその力が身についているのかを知るためにも
本番と同じ条件で挑んでもらいました。

試験が始まって1時間ほど。
やはりいつもの課題以上にプランニングで苦労している様子が伝わってきます。

何度も描いては消し、条件を確認し、もう一度考える。
教室の後ろから見ている私も「そこをどうまとめるかな」と気になって仕方ありません。

日建学院では
どうしてもプランがまとまらない方のために参考となるプラン例も用意していました。

途中で希望する方を確認したところ、利用されたのはお一人だけ。
ほかの生徒さんたちはそのまま自分で考え続けました。
そして、何とか自分なりの答えをつくり出して次々と作図へ進んでいきます。
最後まで見届けると、完成まであと一歩だった方が2名。
それ以外の皆さんは難しい問題の中でも一式図を最後まで描き上げることができました。

これは大きいと思います。

製図試験ではいつも練習してきたような分かりやすい問題が出るとは限りません。
想定していなかった条件が出てきた時にそこで止まるのか。
それとも今まで身につけた知識を一つずつ取り出しながら
自分なりの答えまでたどり着けるのか。

今日、生徒さんたちが何度も消しゴムを動かしながら
それでも図面を描き続けている姿を見ていて確実にその力がついてきていると感じました。

試験まで残された時間はわずかです。
これから新しいことをたくさん覚えるというより、
今まで積み重ねてきたものを本番で落ち着いて取り出せるようにしていく時期なのだと思います。

家づくりやリフォームの現場でも教科書通りにいかないことはたくさんあります。
そんな時に最後に頼りになるのは、
目の前の状況をよく見て自分の頭で考え、答えを探してきた経験です。

黙々と図面に向かっていた皆さんを見ながら
私自身もその大切さをあらためて感じた一日でした。

あとは本番で今まで積み重ねてきたものを一枚の図面に出し切ってほしい。
講師としての授業もいよいよあと4日です。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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