プランは描くだけでなく、説明できてこそ力になる。

6月10日

こんにちは。
リフォームパンセ代表親方の漆﨑です。
今日は日建学院にて、二級建築士製図講師の日でした。

本年の製図試験課題が発表される前としては最後の授業となります。
そこで今回は、
グループ学習として生徒さん一人ひとりに自分のプランを他の方へプレゼンしてもらいました。

建築主、つまり課題文の要望に対して自分はどのように考えたのか。
何を大切にしてプランニングしたのか。
動線はどのような考え方で決めたのか。
そして梁の配置は強度や将来の使い方を見越してどのように考えたのか。

それを一人5分ほどで話してもらいました。

製図試験では、図面を描く力ももちろん大切です。
しかし、
それと同じくらい大切なのが「自分のプランを説明できること」だと私は思っています。

なぜその部屋をそこに配置したのか。
なぜその動線にしたのか。
なぜその梁のかけ方にしたのか。
自分の中で理由が整理されているプランはやはり図面にも安定感が出てきます。

私自身も一級建築士の勉強を日建学院で学ばせて頂きました。
その時、グループ学習で得たものは本当に大きかったです。
自分のプランを人に説明することで考えが甘かったところにも気がつきますし、
他の方の考え方を聞くことで、自分にはなかった視点も学べます。

今回の授業でも、それを強く感じました。

何度もプランニングを重ね、発表を重ねてきたからでしょうか。
皆さん、本当にプランが良くなってきています。
そして作図も驚くほど速くなってきました。

最初は迷いながら線を引いていた方も今では課題文を読み取り、
自分なりの考えを持って図面にまとめられるようになってきています。
その成長を見ていると講師として本当に嬉しくなります。

これは実際の建築やリフォームの仕事にも通じることです。

お客様のご要望をどう受け止め、どのように形にしていくのか。
ただ工事をするだけではなく、
なぜその方法が良いのかを考え、説明できることが大切です。

図面も現場も最後は人の暮らしにつながっています。

だからこそ、
私自身も生徒さんに教えながら改めて建築の基本に立ち返る時間を頂いているように感じます。

課題発表後はいよいよ本番に向けてさらに実践的な授業に入っていきます。
生徒さん全員が合格に近づけるよう、私も自分の経験をしっかり伝えていきたいと思います。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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