8月18日
こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方の漆﨑です。
今日は福井市つくものY様のお宅に伺いました。
Y様は10年以上前に外壁塗装をさせていただいたお客様です。
今回は「雨漏れしてきたので見てほしい」とお声掛けをいただきました。
こうして工事から長い年月が経っても
住まいで何かあった時に思い出していただけるのは本当にありがたいことです。
伺うと
「入って入って」
とすぐに2階へ案内してくださり、
「ここなんですよ」
と雨漏れしている場所を見せていただきました。

天井には雨水が入った跡があります。
「いつ頃からですか?」
と伺うと、つい先日の雨からとのことでした。
雨漏れは室内で濡れている場所の真上だけに原因があるとは限りません。
雨水は屋根や外壁の中を伝って少し離れた場所から室内へ出てくることもあります。
そこでまず外壁側から確認しましたが、
今回の雨漏れにつながりそうな傷みは見つかりませんでした。
次は屋根です。
「屋根に上がって確認したいのですが」
とお話しすると、
「ここから上がれますよ」
とタラップを案内してくださいました。
屋根へ上がって確認すると屋根は瓦棒葺きになっていました。
でも普通の屋根と違い軒先側には壁があって、
そこを雨水が流れ、その途中にいくつかドレンが設けられています。
そしてドレンにはゴミが溜まっていました。
さらに気になったのが、その手前に取り付けられているパネルです。

パネルがあるためドレンまで手が届きにくく、
簡単には掃除ができない状態になっています。
そしてパネルの下には苔が生えていました。
ここまで確認すると今回の雨漏れについて一つの可能性が見えてきました。
本来ならドレンへ流れていくはずの雨水が、
パネルによって流れにくくなり、
さらにドレンに溜まったゴミによって排水能力が落ちたことで一時的に水が溜まったのではないか。
そして水位が上がり、
通常であれば雨水が入りにくい部分から浸入した可能性があります。

もちろん雨漏れは実際に手を入れて確認してみないと断定できないこともあります。
ですので今回は、まずパネルを一度取り外してドレン周辺をしっかり清掃すること。
そのうえで今後も雨水が流れやすく掃除もしやすくなるよう、
パネル下部に適切な隙間を設ける方法をご提案しました。
雨漏れというと漏れているところへコーキングを打ったり、
何かで塞いだりすることを思い浮かべる方も多いと思います。
でも大切なのは「なぜそこへ水が来たのか」を考えることです。
水が流れる道を確認し、詰まる場所、溜まる場所、入り込む可能性のある場所を一つずつ見ていく。私はそれが雨漏れ調査の基本だと思っています。
私たちが守りたいのは、工事をしたその時だけではありません。
何年経っても雨の日に安心して家の中で過ごせること。
住まいで困った時に「パンセに聞いてみよう」と思っていただけること。
そんな関係を積み重ねながら、
お客様の「いつものくらし」を守り続けることが私たち暮らしのまもりびとの仕事なのだと思います。
Y様、今回もお声掛けいただきありがとうございます。
原因を一つずつ確認しながらこれからも安心して暮らしていただけるよう
しっかり対応させていただきます。






