2階に冷蔵庫が上がらない。建てた時は気が付かいこと、ありますね。

8月19日

こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方の漆﨑です。
今日は福井市板垣のH様のお宅に伺いました。

H様には事前にパンセへご来店いただいてご相談内容を伺っていましたので、
今回は実際のお住まいを確認しながら工事方法を詰めていきます。

今回のご相談は階段まわりにある袖壁の撤去です。
「どうしてこの壁を取りたいのですか?」
理由は2階へ冷蔵庫を搬入するためでした。

H様のお宅は二世帯住宅になっていて2階でも生活されています。
ところが現在の階段では大きな冷蔵庫を上げようとしても袖壁が邪魔になり
搬入するためのスペースが確保できません。

そこで考えたのが袖壁を撤去して開口を広げ、
代わりに取り外しのできる手すりを設ける方法です。
大きな家具や家電を搬入する時だけ取り外せるようにするのです。

これなら今回の冷蔵庫だけではなく
将来ベッドや家具などを入れ替える時にも対応しやすくなります。

ただしここで一つH様にはきちんとお伝えしました。
Y様のお宅の階段は最初から立ち上がり手すりを取り付けることを想定し
造られているわけではありません。

そのため、
袖壁を撤去した位置へ手すりを設けても
人が手を掛けて階段を上り下りするための「使いやすい手すりの高さ」にはできません。

そこで、
「これは手すりとして使うのではなく、落下防止の柵として考えてくださいね」
とご説明しました。

リフォームでは今ある建物を利用しながら新しい使い方へ変えていきます。
なので、
取り付けたものが本来どのように使えるのか、
どこまでの役割を持たせられるのかも正直にお伝えする必要があります。

見た目だけ手すりのようになっていても本当に手すりとして使いにくいのであれば、
そこを曖昧にはしたくありません。
今回の工事も目的は「壁をなくすこと」ではありません。

2階へ必要な冷蔵庫を運べるようにして、
搬入が終われば再び安心して階段を使える状態へ戻すこと。
暮らしが変われば家に求められる役割も少しずつ変わっていきます。

その時に今ある住まいをできるだけ生かしながら、
そのご家族にとって使いやすい形へ整えていく。

大掛かりな増改築だけがリフォームではありません。
今回のような一つの壁をどうするかというご相談も
その先にはH様ご家族の毎日の生活があります。

冷蔵庫がきちんと2階へ入り、普段は安心して階段を使える。
そんな何気ない毎日が続くことも、
私たちが大切にしている「いつものくらし。いつものしあわせ。」の一つなのだと思います。

H様、今回はご相談いただきありがとうございます。
実際の使い方と安全性を確認しながら工事方法をしっかりまとめてご提案させていただきます。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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