8月12日
こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方・漆﨑です。
今日は福井市両橋屋町のK様のお宅に伺いました。
初めてお伺いするお客様だったのですが玄関でお会いした途端、ご主人様から
「細かな工事でごめんのぉ」
と言われてしまいました。
私は工事に大きいも小さいもないと思っています。
私たちの仕事はそのお客様がこれからも安心して普段の暮らしを続けられるよう
住まいを整えていくことです。

今回のご相談はご主人様のお部屋の断熱工事でした。
「虫もよう入ってくるんや」
とのことで窓まわりや壁、天井なども一緒に確認していきます。
窓は内窓を取り付けて二重にし、壁と天井は今ある仕上げを下地として
その上から断熱しながら新しく仕上げていく方法を考えています。
もちろん、
虫が入りそうな隙間も一つずつ確認していきます。
そんなふうに寸法を取りながらご主人様とお話をしていると、
今回この部屋を直したい本当の理由が少しずつ分かってきました。
ご主人様は目がご不自由なのだそうです。
それも段々悪くなっていくご病気のようです。
だから家の中での移動をなるべく少なくしたい。
そこで台所のすぐ横にある、
これまで応接間として使っていた部屋をご主人様の寝室にしようと考えられたのでした。

このお話を聞くと今回の工事を見る目も変わってきます。
ただ部屋を暖かくするための断熱工事ではありません。
ただ虫が入らないように隙間をふさぐ工事でもありません。
ご主人様が家の中をできるだけ無理なく移動できて
夜は落ち着いて休める場所をつくるためのリフォームです。
そう考えると窓をどうするか、壁をどう仕上げるか、一つひとつの判断にも理由が生まれます。
今まで応接間だった場所がご主人様にとって一番使いやすい寝室になる。
移動する距離が少し短くなり、
暑さや寒さを感じにくくなり、
虫を気にせずゆっくり休めるようになる。
そんな毎日の小さな安心を積み重ねていくことが
K様ご家族の「いつものくらし。いつものしあわせ。」につながっていくのだと思います。
最初にご主人様から言われた「細かな工事でごめんのぉ」という言葉。
でも私たちにとって大切なのは工事の金額や大きさではなくて工事の先で暮らす人です。
今回もK様がこれからこの家で安心して暮らしていけるよう
しっかり考えてご提案していきたいと思います。






