外壁のヒビ割れ。直せるもの、直せないものがあります。

9月5日

こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方の漆﨑です。
今日は福井市宝永のD様のお宅に伺いました。

ご相談内容は「外壁のひび割れを直してほしい」とのこと。
どのくらいのお住まいかなと思いながら伺ったのですが到着して少し驚きました。
まだ新しいお宅です。

D様にお話を伺うと建てられてからまだ2年ほどとのことでした。
「ここなんです」と案内していただいたのは窓の横。
斜めにひびが入ったそうで現在はコーキングで補修されていました。

D様が気にされていたのは見た目だけではありません。
「ここを直して、もうひび割れないようにしたい」
理由はヒビ割れから浸水して家が傷まない様にしたいからだそう。

そうですよね。
築2年のお宅ですから直すのであれば、
この先も安心して暮らせる状態にしておきたいと思われるのは当然だと思います。

そこで、
ひび割れた部分だけを見るのではなく窓まわりとサイディングの納まりを確認していきました。
見てみると窓からサイディングの継ぎ手までの幅が10センチほどしかありません。
この細い部分に開口部まわりの力がかかることで、
ひび割れが出やすくなっている可能性がありそうです。

一方、
窓まわりのコーキングには1センチ程度の幅が確保されており
今回確認した範囲ではそこに明らかな施工上の問題があるようには見えませんでした。

D様には
「サイディングを張り替えることはできます。
ただ、同じ納まりで戻せば将来また同じような場所にひびが入る可能性はあります」
とお伝えしました。

せっかく張り替えるのであればただ新しい材料に交換するだけではなく
少しでも同じ症状が出にくいように考えて施工したいところです。

今回は窓まわりのハット型ジョイナーの状態とサイディングの取り合いも確認し、
サイディング端部に余計な力が伝わりにくい納まりを考えながら補修方法をご提案していきます。

リフォームのご相談では「直せますか」と聞かれることがよくあります。
もちろん直せるかどうかも大切です。
でも、お客様が本当に聞きたいことはその先にあることも多いんです。

「これで安心できるのか」
「また同じことにならないのか」

今回のD様もきっとそこを気にされていたのだと思います。
今あるひびを消すだけではなく、
この先また外壁を気にしながら暮らさなくてもいいようにする。

そんなところまで考えてこそ
またいつもの暮らしに戻っていけるのだと思います。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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