羽アリが出た場所と、シロアリの原因場所は違うことがあります。

6月2日

こんにちは。
リフォームパンセ代表親方の漆﨑です。
今日は真木町のO様のお宅へ伺いました。
O様は、いつもお世話になっているパンセのお客様であるK様からのご紹介です。

「羽アリが出たんやけど、どこか見てくれるところないかな」とK様にご相談されたところ
「パンセに聞いてみたら」とご紹介頂いたそうです。
こうしてお声掛け頂けることは本当にありがたいことですね。

早速伺うとO様が玄関の下駄箱あたりを指さして、
「ここにいっぱい羽アリが出たんやって!」
と教えてくださいました。

その後、お家の中に入らせて頂くと洗面所でも
「ここにもいっぱい出たんや」
とのお話でした。

ただ、玄関まわりと洗面所を確認してもシロアリに食べられたような跡は見当たりません。
そこで職人が床下に潜って調査をしたところ、原因と思われる場所は和室でした。

この和室は廊下をはさんで洗面所の向かいにあり、玄関からも近い場所です。
よく見ると畳に食われた跡があり、少しフカフカしている部分もありました。
入口の木枠もよく確認すると食害を受けているように見えました。

本当は畳をめくって確認したいところでしたが上にタンスが乗っていたため、この日は動かすことができませんでした。
ただ状況を見る限り、羽アリはこの和室まわりから出て玄関や洗面所の方へ広がっていった可能性が高いと感じました。

O様からは、
「羽アリが出たんなら、もうシロアリはいないんでしょ?」
と聞かれました。

でも、これは違うんです。
羽アリが出たからといってシロアリがいなくなったとは限りません。
むしろ、家のどこかに巣や被害がある可能性を知らせてくれているサインとして考えた方がよい場合があります。

私たちの仕事は見えている症状だけを見て判断することではありません。
どこから出ているのか。
どこが傷んでいるのか。
このままにしておくと、どこまで影響が出そうなのか。
そこを一つずつ確認して必要な対処を考えることが大切です。

今回も、玄関や洗面所だけを見ていたら原因を見落としていたかもしれません。
床下に入り、畳や木枠の状態まで確認したことでようやく本当の原因に近づくことができました。

「いつものくらし。いつものしあわせ。」
を守るためには見えないところの異変に気づくことも大事です。
羽アリのような小さなサインでも、その奥に家を傷める原因が隠れていることがあります。

だからこそ、
慌てず、でも放っておかず、きちんと確認する。
今日は改めて住まいを守る点検の大切さを感じた一日でした。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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