タイルが割れる。その理由は丈夫な台車が当たるからでした。

9月16日

こんにちは。
福井市、鯖江市で「いつものくらし。いつものしあわせ。」を届ける暮らしのまもりびと、
リフォームパンセの代表親方の漆﨑です。
今日は越前町朝日の施設様へ伺いました。

ご相談は、
「厨房のタイルが捲れてくるので見てほしい」
とのこと。
伺って案内していただいたのは厨房の壁でした。

見ると壁の下の方を中心にタイルが割れたり、剥がれたりしています。
「台車を動かす時に壁に当たってタイルが捲れるんです」
と教えていただきました。

実際に使われている台車は食材などを運ぶための鉄製のしっかりしたもの。
これだけ重量のある台車が何度も壁に当たれば確かにタイルにはかなりの力が掛かります。

最初は今のタイルの上から硬い板のようなものを張って保護する方法も考えました。
でも表面だけを強くしても、その後ろにあるタイルが衝撃で浮いてしまえば
また直すことになります。

そこで今回は傷んでいる部分のタイルを一度撤去し、
モルタルなどで下地をきれいに整えたうえで硬質ストレッチャーガードを取り付ける方法をご提案することにしました。

ストレッチャーガードとは病院や施設などで車椅子や台車が壁に当たった時に
壁を傷めにくくするための壁保護材です。
ちょうど幅木を少し大きく、さらに丈夫にしたようなイメージですね。

厨房では毎日、人が動き、食材を運び、台車も何度も行き来します。
だからこそ、きれいに直すことと同じくらい
これからも同じ使い方を続けられることを考えて修繕することが大切だと思います。

今回のような場所ならタイルを元通りにするよりも、
台車が当たることを前提に壁をつくり直した方が普段のお仕事もしやすくなるはずです。

建物を使う人に合わせて直し方も変えていく。
そうやって仕事の邪魔をせず、いつも通り使える状態を長く保っていくことも
私たちが考える「暮らしのまもりびと」の仕事です。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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