6月25日
今年度の課題はシェアハウス。
水曜の夜は二級建築士製図の授業がありました。
私は製図の講師をしており。
今年は長期コースの生徒さんを指導しています。
今年度の課題が発表になったので早速、
日建学院本部からシェアハウスの問題が出されました。

6時からの授業のため、最初集まりが悪いのですが
ボチボチと生徒さんが来られます。
今回の授業は問題の読み取りとエスキス(プランニング)。
巡回しながら指導を行うのですが
今まで木造住宅のプランニングから同じような部屋数の物もこなしてきたので
皆さん意外と早くプランをまとめ上げる事が出来ているようでした。
昨年の12月から教えてきた甲斐があった、と感じた瞬間ですね。
私たちは愛情を込めた工事をご提供し、
これからも関わる一人ひとりが幸せな人生を体験し続けてもらおうと
願いながら仕事に取り組ませて頂いております。
プランニングはお客様視点です。
お客様がどの様なことを望んでおられるか、しっかり把握する。
そしてご自宅を取り巻くいろいろな条件の中から最高のご提案をすることです。
建設業は技術職でもありますが
お客さんとの打ち合わせ段階ではサービス業でもある難しい仕事。
大きな企業ではそれぞれ別の方が行いますが、
私たちの様な小さな会社はどちらも1人で行わねばなりません。
だからこそ責任は大きくなりますが
やりがいも高くお客様の要望を叶えやすいのです。
パンセはこれからも職人直営のリフォーム専門店として
自社職人が一貫して業務を行う体制で
お客様に最高のリフォーム工事をご提供していきます。

帰る前に生徒さんから軒先高さの計算方法が分からないと相談があり
南先生(私と一緒に教えている先生)が丁寧に教えていました。
が、まだしっくりは来ていなかったようですので
『こんなもんだと機械的に覚えておいて、実際に計算するとわかるようになるよ』
とお伝えしました。
建設の勉強をしたくて建築士を取ると決めたのに
数学を覚えていないとできないなんて誰も想像していません。
私も科技高出身ですから勉強はやりたくない方したのでよ~くわかります。
そして何の計算をしているのか、
最初の頃は何の計算をしているのかさっぱりわかりませんでした。
でも何度もやるうちに急にひらめくんですよね。
そこまで頑張ってもらいたいです。
今週も残り半分、どうぞよろしくお願いします。