Q.高齢者に配慮した浴室にするにはどのようにリフォームしたらよいですか?

Q.高齢者に配慮した浴室にするにはどのようにリフォームしたらよいですか?

一級建築士・代表親方の答え.

まずは手すりです。移動や立ち座りの位置には握りやすい高さに取付しておきましょう。あと浴槽はエプロンと呼ばれるまたぎの高さも大事です。ここの高さが精一杯低く、浴槽の深さも精一杯浅い方が入りやすいです。ただし浅すぎると洋風の寝そべって入る浴槽となり逆にお年寄りには危険ですので気をつけて下さい。その他には床を滑りにくい床材へ変更したり浴室と脱衣所の段差をなくす事も必要です。その出入口は車いすでの出入りも考えて間口を広く取りましょう。浴室内は車いすを考えると最低でも1坪以上は必ず必要です。お客様だけで安易に考えての施工を行いますと実際に使用するときに使いにくかったり逆に危険な場合もありますので必ずケアマネージャーにお話しを行いつつ介護工事を得意とするリフォーム専門店にご相談下さい。

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漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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