Q.高齢者に配慮した浴室にするにはどのようにリフォームしたらよいですか?
一級建築士・代表親方の答え.
まずは手すりです。移動や立ち座りの位置には握りやすい高さに取付しておきましょう。あと浴槽はエプロンと呼ばれるまたぎの高さも大事です。ここの高さが精一杯低く、浴槽の深さも精一杯浅い方が入りやすいです。ただし浅すぎると洋風の寝そべって入る浴槽となり逆にお年寄りには危険ですので気をつけて下さい。その他には床を滑りにくい床材へ変更したり浴室と脱衣所の段差をなくす事も必要です。その出入口は車いすでの出入りも考えて間口を広く取りましょう。浴室内は車いすを考えると最低でも1坪以上は必ず必要です。お客様だけで安易に考えての施工を行いますと実際に使用するときに使いにくかったり逆に危険な場合もありますので必ずケアマネージャーにお話しを行いつつ介護工事を得意とするリフォーム専門店にご相談下さい。