私は型を大事にしています。

基本が分からず応用する人が多い業界は乱れると感じます。

2月9日

どんな状況であろうと全力で取り組ませて頂きます。

先週水曜、5日の話を書こうと思って忘れておりました。
ちょうど大雪になるので不要不急の外出は控えるようにと
発表があった日のこと。

この日は2025年初めての二級建築士講師の日でした。
この時期は製図ではなく学科。
(昨年不合格だった方向けの長期製図授業講師もお引き受けしておりますが)
でも集まった受講生は…

たったのひとり。
こんな日に授業を受けに来られるなんて、
本当に真面目な子だな、と感心しました。

外を見ると、

この日の朝の段階で、
会社の前はこんな感じでしたので

これからどれくらい降るのかという不安が
皆あったと思います。
その中で勉強を選ぶというのはすごいなと思います。
今回の授業は構造。
力学でスリーヒンジラーメンやトラスの
せん断力やモーメントなどを計算する内容。

授業の後、テストがあったのですが少し成績が悪く
計算の方法も良く理解出来てなかったのでワンツーマンでお教えしました。
やはり数学の基礎知識自体を忘れているので、
そこもお教えしつつ、考え方や記号の付け方、手順をみっちりと
1時間はお教えしたのではないでしょうか。
でも、普段だと大人数の中でお教えするので
ここまで理解出来るまで教える事が出来ないので良かったなと思ってます。


私たちは愛情を込めた工事をご提供し、
これからも関わる一人ひとりが幸せな人生を体験し続けてもらおうと
願いながら仕事に取り組ませて頂いております。

格闘技には型があるように力学計算にも型があります。
この型を何度も何度も練習することで体に身につき、
本領を発揮できるようになるのです。
職人仕事も同じです。
朝礼や身なり、言葉遣いと言った型が技術を覚えていくよりまず大事。
なぜ大事なのか理解出来て、しっかりと行える職人は
技術力、そして人間性も高まっていくのです。

今、職人の世界では型を大事にはされていません。
私はこの型から職人仕事を教えていき日本の伝統技術である建築を守り
誠実な大工、塗装職人と建築士を無限に育てることで
世界中の皆様にしあわせをお届け出来ますよう
建設業界を正しく変革させて参ります。
そのために今日も確実に一歩前進していきます。

明日もどうぞよろしくお願い致します。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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