犬の飛び出し事故を防止するしつけと柵の設置方法!

犬が庭から飛び出して外へ出て行ってしまいます。フェンスとかうまく囲えないかしら?

お気持ちよく理解致します。柵の設置と一緒にしつけも行っていきませんか。

犬の飛び出しは愛犬家ならどなたも一度は悩まれることのひとつです。
勝手に飛び出してしまうと事故の危険性、そして迷い犬になってしまう可能性もからです。

そこで犬を飼っている私たちが考えるべき事は2つ、
①柵をして飛び出さないようにすること
②しつけをして勝手に飛び出さないようにすること
ですね。

まずはしつけについて考えていきましょう。
どなたでも最初に『お手』や『お座り』を覚えさせると思うのですが、
飛び出しについても同じ様にしつければ大丈夫です。


例えば玄関から勝手に出ないようにするためには、
次のようなトレーニングを行います。

①ワンちゃんにリードを付けてから玄関へ連れていきます
②玄関の前でお座りをさせて、おやつをあげる
③『待て』と言ってから玄関のドアを開ける
④犬が立ったり動かなかったらおやつをあげる
⑤もしワンちゃんが動いてしまったら玄関の前へ連れて行き、
 お座りをさせてから『待て』と言って待たせる
 →この『待て』という言葉がワンちゃんに意味が分かるまで教えてあげるのがコツです
⑥外からワンちゃんの名前か『よし』と言ってから出てきたらおやつをあげる


しつけが出来ていれば柵は必要ない、と思われるかも知れません。
でもワンちゃんも動物ですのでその時の感情で行動してしまうことがあります。
それを防止するための安全策が柵なのです。

柵はどのようなものがよいかお話ししていきます。
フェンスを付けておけば犬は出られない、と思っておられる方も多い様ですが
犬は案外賢い動物です。
少しの隙間や登りやすいデザインのものなら出て行ってしまいます。

なので
考えるべき事は4つです。
①犬が飛び越えることの出来ない高さか
②犬がすり抜けられる隙間が無いか
③犬が登れるような格子デザインや構造でないか
④柵の下(地面)は掘って出て行けない様になっているか


特に見落としがちなのは2つ。
こちらについて詳しくお話しします。

・犬がすり抜けられる隙間が無いか
フェンスの格子の間隔だけに気を取られがちなのですが、
案外とフェンスと地面の間やフェンスと壁との取り合いなど
ちょっとした隙間からワンちゃんは逃げていきます。
子供もそうですが、
狭い所があると入れるかなと好奇心が湧いて行動してしまうのです。
なので明らかに隙間が無いようにしておく事で
無駄な好奇心を取り除き、安全に過ごせるような環境を作ってあげましょう。

・柵の下(地面)は掘って出て行けない様になっているか
ここが意外と人は考えていないポイントです。
土に隙間なくフェンスをして出て行けないようになったと思ったのもつかの間、
いつの間にか犬がいなくなっていると言うのを私自身、経験しています。
それは、
土を掘ってトンネルを作り出ていったのです。
犬は人が思っている以上に行動的で好奇心旺盛です。
そんなことしないだろう、と思っているようなことを平気でやったりしますので
柵のことだけでなく、周囲も抜け出せないような仕上がりか、
よく確認しておきましょう。


ワンちゃんの命に関わる飛び出し。
買主として、気をつけてあげたいですね。

犬を愛するご家庭のリフォームは、犬のリフォーム専門メニューのあるパンセにご相談ください。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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