プロとしてお客様のご要望に添えない事もあります。

外壁は早めの点検、早めの塗装を。

12月1日


簡単に直せるものと直せないものがあります。

12月の初日。天気は雨です。
午前中に伺った初めてのお客様、
伺うなりすぐに
『痛んでる部分だけ塗装でコーティングできんか』
とお話頂いたのですが見るからに全体が悪くなっている。

築20年との事で痛みは少ない方かも知れませんが
補修で直せる状態ではありません。

『見させて頂いたところ、全体的に痛んでいますので補修はお勧め出来ません』
と具体的に傷んでいる内容をお伝えし、
全面塗装かサイディング工事かでご提案をさせて頂く事となりました。
 

私たちは愛情を込めた工事をご提供し、
これからも関わる一人ひとりが幸せな人生を体験し続けてもらおうと
願いながら仕事に取り組ませて頂いております。

お客様のご要望に対し、私たちは地元のプロとして
これからも長くご自宅を愛し続けて頂ける修繕方法をご提案しています。
それは一時的に費用は多くかかるかも知れませんが、
トータルコストとしては場当たり的修繕と比べれば
明らかに費用も抑えられてお客様の心の負担も少なくなると信じております。

これからも皆様にとって一番良い方法を私たち地元職人は考えて
ていねいにお話をし、しっかりとして工事でお返しさせて頂きます。


今回のお客様のお宅は横張りサイディング。
条件により痛みやすい施工方法ではあります。

木の枝が伸びて常にジメジメしており目地に埃が溜まりやすいため
コケが生えてきておりますね。
そして、

隣地との隙間が狭く風通しも日当たりも悪い場所、
なおかつ窓下で水が溜まりやすい横継手部分には
サイディング表面のめくれが出ています。

コーキングは表面のヒビ割れが出ていますね。
それと壁との間に隙間が出来ています。
これはコーキングの収縮能力が劣化して固くなり、
サイディングの動きに追従出来ないために起こるもの。

今回はコーキング打替も必要です。

西面下屋上のサイディングも痛んでいますね。
こちらの面は隣地も離れていて日当たりは悪くないのですが、
やはり西側のため日が当たりにくい事と
のし水切りに溜まった水がサイディングに吸われています。
さらにコーキングの痛みが外壁にも影響しています。

もう少し早く私たちが伺えるよう認知が出来ていれば、
と悔しい思いをしています。
もっと広くパンセのことを知って頂いて、もっと気軽にご相談出来る様に
私たちは会社の体制を整えて行くのが使命のひとつだと今日も感じました。

今週も元気にがんばります。
どうぞよろしくお願い致します。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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