5月13日
こんにちは。
リフォームパンセ代表親方の漆﨑です。
今日は二級建築士製図対策の授業の日でした。

今回の課題は昨年の本試験の問題です。
宿題として生徒さんそれぞれに自分のオリジナルプランを作成して提出していただきました。
そして今日は、
そのプランを使ってグループ学習です。
自分が考えたプランをみんなの前で発表してもらいます。
ただ図面を見せるだけではありません。
「なぜこの配置にしたのか」
「どんな思いでこのプランを設計したのか」
「課題文の条件に対してどう考えてまとめたのか」
そういった部分を自分の言葉で話してもらいます。
二級建築士の製図試験というと
どうしても作図スピードや図面の完成度に目が行きがちです。
もちろん、それも大事です。
でも、
私はそれだけではないと思っています。
お客様のご要望を読み取り、条件を整理し、自分なりに考えて形にする。
そして、
その設計した内容を自分の言葉で説明できること。
ここがとても大事なのです。
私自身も一級建築士の製図を勉強していた時、
毎週のようにグループ学習をしていました。
自分のプランをみんなに説明し、
他の人の考え方を聞き、
時には自分では気づけなかったところを指摘してもらう。
その繰り返しの中で、ただ図面を描くのではなく
「お客様のご要望をどう形にするのか」
「なぜこのプランなのかを、きちんと説明できるようにすること」
の大切さを学びました。
これは建築士の製図試験だけの話ではありません。
私たちが普段行っている住宅リフォームの仕事でも同じです。
お客様からご相談をいただいた時に
ただ工事内容を並べるだけではなく、
なぜその工事が必要なのか、
どうすれば暮らしやすくなるのか、
何を優先すべきなのかを分かりやすくお伝えする必要があります。
設計もリフォームも相手の思いを形にする仕事です。
だからこそ図面には考え方が出ます。
プランにはその人が何を大切にしているかが出ます。
今日のグループ学習でも、生徒さん一人ひとりの考え方が見えて、とても良い時間になりました。
同じ課題文を読んでいるのに、プランのまとめ方はそれぞれ違います。
そこが面白いところでもあり、難しいところでもあります。
私が生徒さんに伝えたいのは単なる試験のテクニックだけではありません。
もちろん、
合格していただくためのコツや、プランニングの考え方、時間配分、
作図の注意点はしっかり伝えていきます。
でもそれ以上に、
自分の設計に責任を持ち、自分の言葉で説明できる力を身につけてほしいと思っています。
生徒さん全員に、なんとか合格していただきたい。
そのために、
私が経験してきたこと、失敗してきたこと、気づいたことを
できる限り分かりやすく伝えていこうと思います。
建築士の勉強は大変です。
特に製図試験は答えが一つではない分、悩むことも多いと思います。
でも、
悩みながら考えた時間は必ず力になります。
自分のプランを説明する力は合格のためだけではなく、
将来お客様と向き合う時にも必ず役に立ちます。
私たちリフォームパンセが大切にしている、
「いつものくらし。いつものしあわせ。」
この思いも結局はお客様の暮らしをどう受け止め、
どう形にするかということにつながっています。
図面を描くことも、リフォームを考えることも、
最後は人の暮らしを良くするためのものです。
今日の授業を通じて私自身もまた、その基本を思い出させてもらいました。






