「そこだけ塗ってほしい」と言われた時、私たちがNOと言う理由。

1月8日

こんにちは。いつも私のブログを楽しみにご覧下さり、ありがとうございます。
職人第一と言いながら、
職人よりお客様の事をいつも大事にしてしまうリフォームパンセの二代目・漆﨑隆一です。

今日は福井市順化のスナックへ御見積に伺いました。

店内に入ると天井や壁にパシャッとかかったようなシミの跡が見えます。
詳しい事情は空気を読むとこちらから根掘り葉掘り聞くような感じでもないな…と感じたので
「何かこぼされたりしましたか?」とだけお聞きしました。

するとママさんから
「実はワインがかかってしまって…」
とのお話。

なるほど!原因ははっきりしました。

お店は櫛引仕上げの塗り壁。
この仕上げは見た目はとても良いのですが、
液体がかかると中まで染み込んでしまうため拭いても跡は消えません。
スナックや飲食店ではこの両立で悩まれている方もおられることでしょう。

ママさんからは
「なるべく安く収められないか」
というご相談もありましたので
できる方法を一つずつ整理してお話しました。

よくあるご質問が
「汚れたところだけ塗れませんか?」
というもの。

お気持ちはとてもよく分かります。
ただ、ここは正直にお伝えしなければなりません。

塗装は新しく塗った部分ほど色が鮮やかに出ます。
一方で、年数が経った壁はどうしても色が落ち着いています。
そのため部分塗装をすると
かえってそこだけ目立ってしまうのです。

結果として「直したはずなのに気になる」という状態になる。
それは私たちとしてもおすすめできません。

そこで今回は、塗り壁の壁三面をまとめて塗り替えるご提案をしました。

また、スナックという営業形態を考えると、
タバコのヤニや長年の空気汚れも避けて通れません。

仕上がりを長持ちさせるためには
アク止めの下塗りをしっかり行うことがとても重要です。
ここを省くと塗ったそばからシミが浮いてきてしまいます。

ただし営業中に工事をするわけにはいきません。
そこで今回は、
お見せがお休みの日曜日に作業を行うお約束をさせていただきました。

「営業の邪魔にならず、見た目もきれいに、無理のない方法で」

それが一番大切だと考えています。

私たちはただ塗るだけ、直すだけの仕事はしたくありません。
その場所で働く人、その場所に集う人が、これまで通り安心して過ごせること。
それがあってこそのリフォームだと思っています。

お店も、家も、毎日の積み重ねの場所です。
だからこそ、
派手さよりも「当たり前が気持ちよく続くこと」を大切にしたい。

それが、私たちリフォームパンセがずっと大事にしている
「いつものくらし。いつものしあわせ。」
という考え方です。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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