2026年(令和8年)も、リフォームで活用できる国の補助金制度が予定されています。
ただし補助金は「何でも対象」ではありません。
特にリフォームは、窓・断熱・設備など“省エネ性能を高める工事”を中心に、
要件に合う組み合わせで進めることが重要です。
今回は、国土交通省の公表情報をもとに、
本日(2025年12月23日)現在で分かっている
2026年の「みらいエコ住宅2026事業(予定)」について、
対象工事/必要書類/上限額/申請〜還付の流れを、
初めての方にもわかりやすく整理します。
※制度の詳細(様式・期限など)は今後更新される可能性があります。

2026年の補助金「みらいエコ住宅2026」とは
「みらいエコ住宅2026事業」は、住宅の省エネ化を後押しするための補助金制度(予定)です。
リフォームの場合は、
省エネ性能の向上につながる工事(窓・断熱・設備など)を中心に、
要件に合う形で申請していくイメージになります。

対象となる工事/対象とならない工事
対象となる工事(主な例)
リフォームの補助対象は、主に次のような省エネ系の改修が中心です。
開口部の断熱改修(窓・ドア)
- ガラス交換
- 内窓設置
- 外窓交換
- ドア交換 など

躯体の断熱改修(家の“断熱材”側)
- 屋根・天井の断熱
- 外壁の断熱
- 床の断熱 など
エコ住宅設備の設置(対象要件あり)
- 高効率給湯器
- 高断熱浴槽
- 節水型トイレ
- 節湯水栓
- 換気設備・エアコン等(要件あり)
- 蓄電池等(要件あり)

そのほか(要件あり)
- 子育て対応改修
- 防災性向上改修
- バリアフリー改修
- リフォーム瑕疵保険等への加入 など

ポイント:補助金は「工事の種類」だけでなく、要件に合う仕様・組み合わせで進める必要があります。
対象外になりやすい工事(注意点)
次のような工事は、単体では補助対象になりにくい(または要件に乗りにくい)代表例です。
- 外壁塗装・屋根塗装 “だけ”
- 見た目の美装のみ(省エネ性能向上が確認できないもの)
- 基準・仕様を満たさない設備交換
- 写真・納品書・性能証明など、提出資料が揃わない工事
- 手続きのルールに沿わない契約・進め方(事業者申請が前提)

お客様が準備すべき資料(申請をスムーズにするコツ)
申請は基本的に登録された事業者(補助事業者)が行う形になりますが、
審査のためにお客様側で準備が必要なものがあります。代表例は以下です。
本人・世帯を確認するもの
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 住民票(世帯票)など(必要となるケースあり)

住宅・契約を確認するもの
- 工事請負契約書の写し
- 対象住宅であることを確認できる書類(登記情報等)
工事内容を証明するもの(超重要)
- 工事前/工事中/工事後の写真
- 納品書、型番資料、性能証明など(対象工事ごとに必要)

ここが最重要:「写真の撮り方」「残すべき証拠」を工事前に決めておくと、不備による遅れを避けやすくなります。
リフォームで最高いくらまで補助される?
補助額は、対象工事(窓・断熱・設備など)の補助額を合算して決まります。
また、合計補助額が一定未満だと申請できないといった条件が付く場合があります。
1戸あたりの上限額(制度資料ベースの整理)
制度資料では、住宅の基準(築年・性能区分)や達成する水準などにより、
リフォームの上限額が段階的に整理されています。
- 最大 100万円/戸
- 80万円/戸
- 50万円/戸
- 40万円/戸
どの上限になるかは、住宅の区分や工事の組み合わせによって変わるため、計画段階での確認が大切です。
申請して下りるまでの期間/どうやって還付される?
申請のタイミング(リフォームは“工事完了後”が基本)
リフォームは、原則として 工事がすべて完了した後に交付申請する流れが基本になります。
還付(補助金はどう戻る?)
補助金は「補助事業者」が申請し交付を受け、
受け取った補助金相当額は お客様へ還元される考え方になります。
実務では次のどちらかが多いです。
- 工事代金から差し引き(相殺・値引き)
- 交付後に返金(振込など)
「申請して下りるまでの期間」の考え方
“何日で入金”のように固定されるものではなく、
- 書類・写真の不備
- 申請の集中
- 追加確認
などで前後します。
早く・確実に進めるコツは、「最初から資料不備を出さない設計」で進めることです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 外壁塗装だけでも補助金は使えますか?
A. 原則として、補助金の軸は「窓・断熱・省エネ設備」など
省エネ性能向上が確認できる工事です。
塗装“だけ”は対象になりにくいので、
断熱改修などと組み合わせて計画するのが現実的です。
Q2. 申請は自分でできますか?
A. 多くの場合、申請は登録された事業者(補助事業者)が行います。お客様側は本人確認や契約関係、写真提出の協力が必要になります。
Q3. どんな書類が一番重要ですか?
A. 工事前・中・後の写真、納品書(型番がわかるもの)など、
工事内容を証明できる資料が重要です。
ここが不足すると遅れや対象外の原因になりやすいです。
Q4. いつ申請すればいいですか?
A. リフォームは工事完了後の申請が基本になるため、
工事計画の時点で「対象要件に合うか」「必要な写真・書類は揃うか」
を事前確認するのが確実です。
Q5. 補助金はいつ戻ってきますか?
A. 審査状況や不備対応により変動します。
一般には「交付後に相殺(値引き)」「交付後に返金」など、
事業者の運用により還元方法が決まります。
2026年の「みらいエコ住宅2026(予定)」は、
リフォームの補助金として活用が期待されますが、
重要なのは補助対象になる工事の組み方です。
窓・断熱・設備を軸に、
対象要件を満たす計画にしておくことで、
補助金を活かした賢いリフォームにつながります。
補助金を活用したリフォームをご検討の方は、
現地調査の段階で「対象工事の組み合わせ」「必要写真・必要書類」まで
一緒に確認しておくのがおすすめです。






