音漏れで困ったらまず読むブログ。防音室づくりの基本と費用の考え方。

12月7日

こんにちは。いつも私のブログを楽しみにご覧下さり、ありがとうございます。
人見知りなのに困っている人を見ると走り出す矛盾だらけのリフォームパンセの二代目・漆﨑隆一です。

今日は坂井町東新井のN様に防音室のご相談で伺いました。

楽器を弾きたいが音が大きいので防音室を作りたいとのこと。
「実は前に作ったんだけど、音が漏れるんだよね」
との事。

奥に見える石膏ボードのお部屋が防音室。
でも換気扇のダクトから音が完全に漏れてしまい、
防音できて無くてご迷惑かけてたそうです。

実は、防音室というのは 防音建材を使えば解決する というものではありません。
一番大切なのは施工そのものなのです。

防音の基本は「質量 × 気密 × 遮断 × 吸音」の組み合わせ。
どれか一つでも欠けると、どんな高価な防音材を使っても隙間から音は漏れてしまいます。

例えば…

★防音施工で最も多い失敗の原因
・壁の中の“空気の通り道”をふさぎ切れていない
・床・壁・天井のいずれかに“固体伝搬音(振動音)”が逃げるルートがある
・扉や窓など、開口部の気密が甘い
・防音材の厚み・密度が目的と合っていない

このどれもが施工の精度に大きく関わっています。
たとえば、今回のN様の防音室のように、業者であっても細かい部分の気密まで追い込むことが難しく、
音漏れにつながってしまうことがあります。

防音室のリフォーム費用は、目的(楽器/配信/ボーカル/エンジン音など)と広さによって大きく変動します。

一般的な目安としては、
簡易防音(会話・生活音の軽減):30〜60万円
楽器演奏レベル(アップライトピアノ・ギター等):80〜150万円
本格防音(ドラム・録音スタジオ):180〜300万円以上

費用を抑えたいなら「既存の壁を活かす」「天井高をそのまま使用する」などの
工夫で調整もできますが、最終的には何をどこまで防ぎたいかで決まります。

N様には、十分な広さを確保しつつ
・気密処理の検討
・壁と天井の防音構造の再構築
・防振施工
・扉の防音強化

といった形で、費用を最適化しつつ効果を高めるご提案をさせていただきました。

防音室は「つくり方次第で成功も失敗も大きく変わる場所」です。
もし福井で防音室リフォームを検討されている方がいらっしゃれば、
ぜひパンセにご相談ください。
現場を見て、目的とご予算に合わせた最適解をご提案します。

地域の暮らしを守る職人直営店として、
今日も福井の皆様のやりたいことを叶えるお手伝いをしていきます。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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