すべてのお客様のお役に立ちたい。でも出来ないこともある日でした。

1月12日

こんにちは。いつも私のブログを楽しみにご覧下さり、ありがとうございます。
いつもお客様に感謝の思いで仕事をしていたら、
お客様から感謝のお声をいつも頂く様になったリフォームパンセの二代目・漆﨑隆一です。

今日は福井市西谷のO様から
「ドアノブが壊れたので、部品だけ欲しいんですが…」
とのことで見に伺いました。

お話を聞くと、
できるだけ費用をかけたくないので自分で直したいとのこと。
こうしたご相談は最近とても多くなっています。
DIYが一般的になりドアノブ修理やドアノブ交換も
全部取り替える前に「何とかならないか」と考えられる方が増えているのです。

見させていただくと壊れていたのはラッチと呼ばれる部品でした。
ドアの開閉をするためのいわば要の部分です。
ここだけ交換できれば今のドアノブをそのまま使えるはず。
そう思い、
材料屋さんへ相談に行きました。

カタログで似た部品を探してみると
「補修部品終了」の文字。
最近は効率化の波にのまれ、種類を減らしていく傾向が
こんな金物にも現れているんですね。

「ここに在庫あるものでいいなら」
と材料屋さんが出してくれた部品を持って再度O様のお宅へ。

合わせてみると惜しい!
ほんのわずかですが太さが違って取り付けができません。

ここまで来たら、
「職人が加工すれば、もしかしたら…」
そう思い、職人にも行ってもらいました。

ですが結果は、
加工しても古いドアノブには合わなさそうだ、との判断。
無理にやれば付かないこともないかもしれませんが
確実に使える保証はできない。

ここで私は正直にお伝えすることにしました。
「申し訳ありません。これ以上出来ることはなさそうです。」


すべてのお客様のお役に立ちたい。
そう思ってこの仕事をしています。
でも、どうしてもお役に立てないケースもあります。

今日のO様はまさにそれでした。
正直、悔しいです。

でも、
出来ないことを出来るように言ったり
結果が出ない工事を無理に進めたりすることは出来ません。

私たちが大切にしているのは
「いつものくらし。いつものしあわせ。」

それは必ずしも工事をすることではなく
困った時に正直に相談できる相手でいること。
そして、出来ることと出来ないことをきちんと伝えること。

今日はお役に立てませんでしたが
それでもこの判断がO様の「いつものくらし」を守ることにつながっていれば
それで良かったのだと思うようにしています。

こんな日もあります。
それが、地域密着のリフォーム店の日常です。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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