今回はどなたも悩まれるであろう、新築、リフォーム、どっちがいいのかを比較します。
あくまで私の知識と経験からの判断となりますので、条件によってはすべてが正しいとは言い切れませんが、どちらにしょうか悩んでおられる方にはかなり参考になると思います。

リフォームのメリット・デメリット
リフォームのメリット

・費用を抑えられる
同じ規模の工事でも、新築に比べて材料費や基礎工事費などが不要な分、コストを抑えることができます。
・住み慣れた家の良さを活かせる
今までの生活動線や思い出を残したまま、快適さをアップできます。
・愛着が深まる
長年暮らしてきた家を職人たちの手で蘇らせることで、家への愛着がより一層増します。
・職人の仕事を間近で見られる
地元の腕利き職人が、自宅で少しずつ家を仕上げていく様子を見られるのは、リフォームならではの感動です。
リフォームのデメリット
・構造上の制約がある
柱や梁、基礎など、既存構造が残るため、間取りや動線に一定の制約が出る場合があります。
・住みながらの工事はストレスも
生活スペースを確保しながらの工事は音や粉塵、動線などで一時的な不便が発生します。
新築(建て替え)のメリット・デメリット
新築のメリット

・間取りを自由に設計できる
生活スタイルに合わせてゼロから設計できるため、将来の変化にも柔軟に対応できます。
・すべてが新しくなる安心感
設備・断熱・耐震性など、最新の技術や仕様を取り入れられます。
・資産価値の評価が高い
不動産としての評価がつきやすく、売却や相続時に有利な場合もあります。
新築のデメリット
・費用が高くなる
仮住まい・解体・登記・新築工事など、リフォームよりも予算が大きくなりがちです。
・仮住まいが必要になる
建て替え期間中(約4〜6ヶ月)、一時的に引越す必要があり、引越し代や家賃も加算されます。
・現場管理が不透明になりがち
建設中の現場は常に目が届くわけではないため、職人のモラルやマナーに差が出やすい側面もあります。

「現場で突然訪問すると、ゴミや道具が散らかっている…ということも。だからこそ、新築でも“リフォーム大工のように見られている”意識を持つ職人が理想です。」
比較表で見るリフォームと新築
では、リフォームと新築の詳しい内容を表にしてまとめてみましたので見てみましょう。
比較項目 | リフォーム | 新築・建て替え |
---|---|---|
費用感 | 約300万円~1,000万円 | 約1,500万円~2,500万円 |
工期 | 約1〜3ヶ月 | 約4〜6ヶ月 |
間取りの自由度 | 制限あり | 自由設計可能 |
住みながら施工 | 可能(制約あり) | 不可(仮住まいが必要) |
環境負荷 | 少ない(解体廃材が少ない) | 高い(解体+新築資材) |
思い出の継承 | できる | 不可(すべて解体) |
感動体験 | 毎日変わっていく我が家を体感 | 完成時の感動が大きいが途中経過は見えにくい |
どちらにも良いところ、気になるところはありますね。
あと、この表での金額は一番多い価格帯での相場となりますが、完全なスケルトンリフォームを行うとリフォーム工事費は新築工事同様な費用になります。
新築の方もご希望に添うような注文住宅を選ぶと費用感はアップすると覚えておきましょう。
お得なのはどっち?― 数字だけでは決まらない選択

単純な金額だけを見れば、リフォームの方がコストパフォーマンスは高くなります。
一方で、間取りの自由さや設備の最新性を求めるなら、新築の方が向いている場合もあります。
つまり、「お得かどうか」は金額だけではなく、
自分たちにとって何を優先したいかで変わってくるのです。
家族構成・暮らし方・将来の計画を踏まえて、最適な選択を一緒に考える相談が出来る専門家と話をしていきましょう。
リフォームか新築か迷ったら、まずは相談から
私たちリフォームパンセはリフォーム専門店。
ですが、あなた様が『リフォームにしようか、新築にしようか』とお悩みでしたらご相談下さい。
ご要望や現状のお宅の調査をしっかりと行いながら、どちらが良いかをアドバイスさせて頂きます。(もちろんリフォームだと私たちの仕事が増えるので嬉しいのですが、そのような気持ちでは本当に良い工事は出来ないのでプロとして公正にお伝えさせて頂いております)
あなたとご家族にとって、本当に価値のある選択を一緒に考えていきませんか?
「リフォームは、あなたの家が舞台で、最高の職人たちが感動のドラマを目の前で演じるようなもの。TVでは味わえない“本物の感動”が、そこにあります。」