Q.最近よく聞くシックハウス症候群って何ですか?
一級建築士・代表親方の答え:
シックハウス症候群は新築、リフォーム共に使われている建築材料に使用されている化学物質から出ている有害物質により体に支障をきたすという病気です。特に化学物質13種類について危険であると定めて規制や禁止をしています。建築材料では新建材や家具などで化学物質のひとつであるホルムアルデヒドの発散速度に応じて4つの等級を設け、判断できる様になっています。その最高等級がF☆☆☆☆(エフフォースター)でこの材料であれば仕上げの面積制限という物がありません。つまりこのF☆☆☆☆の材料だけ使って仕上げれば法律上は全く問題ありません。ただしこの規制はホルムアルデヒド1種類のみであり、その他の物質については判断するすべはありません。シックハウスは急に発症するものですが新築に入居後、リフォーム後になるものですのでリフォームをお考えの場合はシックハウスについても頭に入れながら進めていって下さい。そして担当者にしっかりと相談していきながらより良いリフォームを進めていきましょう。