外壁塗装の塗料を『予算・耐久性・人気』で比較!あなたの希望の塗料はどれ?

こんにちは。福井市で56年間外壁塗装工事をしているペイントパンセ・2代目代表親方漆崎隆一です。

このページでは、お客様が一番知りたい外壁塗装の塗料を『予算・耐久性(長持ち)・人気』の3つの軸で比較をしてみました。必ずあなたのお好みの塗料がここで見つかるはずです。

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【目次】
1.外壁塗装用塗料を『予算別』で比較!
2.外壁塗装用塗料を『耐久性(長持ち)』で比較!
3.外壁塗装用塗料を『人気』で比較!
4.自分に合った塗料を選ぶコツ

1.外壁塗装用塗料を『予算別』で比較!

では外壁塗装用塗料を予算別で比較してみましょう。
比較する塗料は以下のメーカー、塗料です。

日本ペイント 
 ファイン4Fセラミック


 水性ファインSi


エスケー化研
 クリーンマイルドフッソ

 エスケープレミアムシリコン

アステックペイント
 超低汚染リファインMF

 シリコンREVO


プレミアムペイント
 SHANGRI-LAex

 ピュアピュアシリコン


一般的な外壁を塗り替えた場合での比較をしていきます。
まずはシリコン系での価格を比較してみましょう。

約110万円程度で塗り替え可能なのがシリコンREVO。
価格帯は一番手頃になっています。

約115万円程度で塗り替え可能なのがエスケープレミアムシリコンとピュアピュアシリコンです。

約120万円程度で塗り替え可能なのが水性ファインSi。
シリコン系では一番価格帯が高くなりますね。


次はフッ素系で価格を比較してみます。

一番お手頃なのが約140万程度で塗り替え可能なファイン4Fセラミックと超低汚染リファインMF。

中間程度の予算感になるのが約145万円程度で塗り替え可能なクリーンマイルドフッソです。

そして予算が一番高くなるのは約150万円程度でSHANGRI-LAexです。

価格で比較しますとアステックが一番手頃で、エスケー化研、日本ペイントとなり、
一番高価格なのがプレミアムペイントですね。

2.外壁塗装用塗料を『耐久性(長持ち)』で比較!

では次に塗料を耐久性で比べてみましょう。

比べ方はメーカー発表の耐久年数ではなく、促進耐候性試験の結果で比べていきます。
理由は、メーカーの耐久年数の考え方が違うため、カタログに載っている塗り替えサイクルでの年数で正確な比較が出来ないからです。

ではまず、シリコン系から比較していきましょう。

一番耐久性が低い塗料は水性ファインSiとピュアピュアシリコンです。

照射時間3000hrで約80%という試験結果になっています。


中間程度の耐久年数はエスケープレミアムシリコン。

照射時間5000hrで約80%ですので先の2つより1.6倍耐久性があると考えられますね。

そして一番試験結果が良かったのがシリコンREVO。

6000hrで90%ですのでこのまま平均して落ちていくと仮定すると80%になるのは8000hrくらいです。
つまり、
エスケープレミアムシリコンより約1.6倍程度、水性ファインSiとピュアピュアピュアシリコンより約2.6倍耐久性があると言えます。


次にフッ素系で比較していきましょう。

一番耐久性が低かった塗料はファイン4Fセラミック。

照射時間4000hrで約80%という結果になっています。

その次はSHANGRI-LAexです。

おおよそ5500hrで約80%になっています。ファイン4Fセラミックより約1.3倍程度耐久性がある感じですね。

この2つよりさらに耐久性が高い塗料はクリーンマイルドフッソ。

試験結果では80%までのグラフが出ていないため、同じ傾きで劣化していくと仮定するとおおよそ10000hrで80%程度になるのではないかと思われます。
この数値は、SHANGRI-LAexの1.8倍にもなる数値。すごい試験結果です。


でもこの上を行く数値の塗料があります。
それは超低汚染リファインMF。

こちらは試験結果が10000hrまで載っているのですがこの時点で93%程度。この傾きのまま下がっていったと仮定すると、17500hrで約80%位になるのではないかと考えられます。
この数値はクリーンマイルドフッソの1.75倍というとんでもない数値。

耐久性で比較すると、
シリコンなら1位シリコンREVO、2位エスケープレミアムシリコン、3位ピュアピュアシリコン、4位水性ファインSiです。

フッ素ですと、1位超低汚染リファインMF、2位クリーンマイルドフッソ、3位がSHANGRI-LAex、4位はファイン4Fセラミックの順でした。

3.外壁塗装用塗料を『人気』で比較!

次は塗料を人気順で比較していきましょう。塗料の人気はGoogle検索を使用し、塗料名を入れたときに検索結果で出てくるページ数で判断していきましょう。

ではシリコン系から比較していきます。

一番検索結果が少なかったのはエスケープレミアムシリコン。検索結果は1,390,000件でした。ページを見ていくとメーカーHPと塗替比較サイトで取り上げられていることが多い様ですね。

次がシリコンREVO、検索結果はエスケープレミアムシリコンの倍以上約2.2倍の3,070,000件でした。シリコンREVOは使用されている塗装店のページが多い様です。

そしてシリコンREVOを上回る人気塗料はやはり有名メーカーである日本ペイントの水性ファインSi、検索結果はシリコンREVOと僅差、約1.02倍の3,150,000件。
こちらはメーカーHPと塗料屋が多い様に見えます。

そして堂々の第一位はピュアピュアシリコン、検索数はなんと5,180,000件。この数字は水性ファインSiの約1.64倍、圧倒的に多いです。


この塗料は使用されている塗装店のページがとても多く、塗料の説明だけでなく実際の施工例ページも多いので人気なのだと感じます。


ではフッ素系での比較もしていきましょう。

一番検索数が少なかったのは超低汚染リファインMFです。結果は15,800件、同メーカーのシリコンREVOとは圧倒的に件数が少ないですね。ページを確認していくとメーカーページ以外では塗装店がこちらの塗料を説明しているページが圧倒的に多く、実際の施工事例等は少ないようです。アステックをメインで使用している塗装店はおそらくシリコン樹脂系で施工をされている会社が多いのでしょう。

次に少なかったのがファイン4Fセラミック。151,000件とリファインMFの10倍の検索数が表示されます。ページを見ていくと塗装店や塗装サイトでのファイン4Fフッ素の説明ページが多く、施工事例が少ないようです。

そしてファイン4Fセラミックより検索数が多かったのはクリーンマイルドフッソです。276,000件もの検索数が表示されました。やはり人気が高いのだと思われます。
このページを確認していきますと、ネットでの塗料販売や塗装サイトでの塗料説明で取り上げられているものばかりでした。塗装店で紹介されているページは非常に少ない印象です。

最後に、一番検索数の多かった塗料はSHANGRI-LAexです。このSHANGRI-LAexはこのまま検索すると違うものが非常に多く出るため、プレミアムペイントと先に付けてから検索しています。それでも圧倒的な1,930,000件が表示されました。


こちらもページを見ていきますと、使用している塗装店の塗料紹介ページとSHANGRI-LAexでの施工事例が非常に多いです。

つまり、アステック、日本ペイント、エスケー化研を取り扱いしている塗装店は施工事例等を整えている会社が少なく、プレミアムペイントを使用している会社は施工事例を整えている会社が非常に多いという結果になりました。

4.自分に合った塗料を選ぶコツ

ご自身に合った塗料を選ぶには大きく3つ、ポイントがあります。それは、

・耐久年数で選ぶ
・価格で選ぶ
・メーカーで選ぶ

事です。

まず、耐久年数で選ぶならシリコン樹脂よりもフッ素が良いでしょう。

価格で選ぶのでしたらアステック、エスケー、日本ペイント、プレミアムペイントの順になります。

メーカーで選ぶのでしたら安心出来る有名メーカーなら日本ペイント、多くの塗装店で使用されている安心感ならエスケー化研、品質の高い厳選された塗料を選ぶならアステックペイント、確かな施工業者にお願いしたいと考えているならプレミアムペイントでしょう。


これらはあくまで一例ですので、あなたのお家にあった塗料を選ぶコツは実際に以下からお尋ねくださいね。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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