福井でリビングを増改築する方法と注意点とは?

2020/11/06

こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ代表取締役、漆﨑隆一です。

福井市にお住まいの皆様の中でリビングの増改築をお考え中の方もおられる事と思います。
住宅の中でも比較的長い時間を過ごすリビングでは、快適に過ごしたいですよね。
今回はリビングを増改築する方法と注意点について建築士である私、漆﨑があなた様に詳しくお教えいたします。

□増改築の方法とは

元の住宅によって、増改築の方法は異なりますが、ここでは一般的に多く行われている2つの方法をご紹介します。

*庭

家に庭があるけれど、あまり活用していない方や、庭の面積が広い方には、庭の一部をリビングにする方法が人気です。
2階がないので、日当たりが良く明るいリビングに仕上がります。
また、増築部分の窓を大きくすると、開放的な空間を実現できるでしょう。

工事方法は、まず庭に型枠を組み、コンクリート基礎を作ります。
次に、柱を立て、外壁と屋根を造ります。
さらに、既存の壁を壊し、増築部分と既存室内をつなげて、最後に内装工事を行えば終了です。

*吹き抜け

吹き抜けは、開放的で気持ち良いですが、2階部分には床がないので、もったいないと思ったことはありませんか。
増改築のリフォームを行えば、吹き抜けに床を設けることで、2階にリビングを作れます。
ただし、庭を追加のリビングにする方法と異なり、耐震性の問題から補強工事が必要になることに気をつけましょう。

これら以外にも、隣の部屋とつなげたり、キッチンとつなげたり、サンルームを設置したりすることで、リビングを増改築する方法もあります。
工期、予算、家庭の事情、ペットなどを考慮して、その住宅に合う方法を選ぶと良いでしょう。

□増改築の注意点とは

1つ目の注意点は、建築基準法の問題です。
増改築した場合は、敷地面積に対する建築面積や延べ床面積の割合が変化することがあります。
これらの割合は、建築基準法で決められているので、違反していないか業者に確認しましょう。
また、10平方メートル以上増築する際は、確認申請が必要になる可能性があります。
工事前に、10平方メートル以上増えると分かっている場合は、早めに自治体に確認申請をして、審査をしてもらう必要があります。

さらに、増改築する場所に家の構造において必要な柱が存在した場合などは、耐震性の問題から増改築できない場合があります。
そのため、あらかじめ業者に増改築できるかどうかか聞いてみましょう。

□まとめ

今回は、リビング増改築の方法と注意点をご紹介しました。
増改築の方法は紹介しただけではないので、住宅ごとの適切な方法を業者に聞いてみましょう。
注意点に気をつけて、ぜひ納得のいく増改築リフォームを行ってみてくださいね。

パンセでは、地元・福井で住宅のリフォームを行っています。
今お考えの方も、将来的にお考えの方も、まずはお気軽にお声がけ下さいね。
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この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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