サイディングの外壁の良くある劣化症状と費用相場

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店ペイントパンセの塗装職人、
石津佳和です。
この記事は塗装職人の私、石津佳和が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡
社ではお客様のご要望に最適な外壁塗装をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

住宅において、外壁はとても重要な要素です。
なぜなら、外壁は家の中と外を隔てるものだからです。
外壁が不良品であったり、劣化しているものであったりすると、家の中に入ってきて欲しいくないものが外から入ってくることになります。

今回は、サイディング塗装というものについてお話しします。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

□外壁塗装におけるサイディングとは何なのか?

サイディング塗装は、外壁塗装のやり方の1つです。
これは、サイディングボードという外壁材を保護するために行う塗装のことを言います。
サイディングを塗装しないと、紫外線や雨水などによって劣化し、それによって雨水や害虫などの侵入を許し、結果的に家の寿命を縮めてしまうことになります。

サイディングには「窯業系」「金属系」「樹脂系」そして「木質系」の4種類がありますが、現在最も使用されているのは、セメントや繊維質を主な原料とする「窯業系サイディング」になります。

窯業系サイディングは、大体10〜15年スパンで塗り替えをしなければなりません。
これは、金属系のものでも同じです。

木質系のサイディングは、気温や湿度の変化の影響を受けやすいために、そのスパンは大体半分くらいになります。

樹脂系のサイディングは、顔料が素材に練り込んであり、色褪せることがほとんどありません。
そのため、「塗装不要」「メンテナンスフリー」と言われますが、実際には紫外線などによる経年劣化もあり、30年程度で塗装しなければなりません。
メンテナンスが必要ないサイディングというものは存在しません。
必ず、定期的に外壁塗装をする必要があります。

□サイディング外壁の塗装は自力でできるのかを福井県にお住まいの方に解説!

外壁塗装には、100万円を超える費用がかかります。
「思っていたよりも費用が高い」「自力で直してしまおうかな」と考える人も多いかも知れません。

しかし、塗装に限らず、補修やビスの打ち直しでも、当社のような専門の会社に依頼する必要があります。
外壁塗装は面積が多く、非常に時間がかかります。
そのため、施工の品質によっては塗料の性能は明らかに落ちます。
会社に頼めば10年、15年持つものが、その半分も持たないといったことになりかねません。
結果的に、サイディングの寿命も早めてしまうことになります。

また、足場を組むのも大変な作業ですし、はしごや脚立から転落する危険性もあります。
実際、外壁塗装や補修で、失敗や転落事故の例は非常に多いです。
そんな大変な作業を、費用が高いからという理由だけで自力で済ませてしまおうとするのは、かなり無謀であると言わざるを得ません。
サイディング外壁の塗装は、自力で行うのではなく、必ず当社のような塗装会社に依頼しましょう。

□サイディング外壁の種類は?

サイディングに4つの種類があることはお話ししましたが、1つ1つの詳細についてお伝えしていきます。

まずセメントや木質系の繊維を混ぜ込んで作られる、今現在最も主流の「窯業系サイディング」は、レンガ調やタイル調など様々なデザインを取り揃えていることが特徴です。
比較的持ちも良く、頻繁なメンテナンスも必要ありません。
これらの要因から、8割近い割合で住宅にはこの「窯業系サイディング」が使われています。
もしあなたの外壁が縦目地だけの場合、窯業系の可能性が高いと言えるでしょう。

続いて、「金属系サイディング」です。
これは、ガルバリウム鋼板やアルミなどの金属で作られた外壁用の素材です。
金属加工がとてもしやすく、おしゃれでこだわりの強いデザインが多いという特徴があります。
縦目地だけでなく、サイディングの角の部分に金属を保護するためにつけられたカバーがある場合、金属系サイディングである可能性が高いです。

「木質系サイディング」というものもあります。
木材が持つ味わいや、自然を感じる外壁材です。
木造住宅やロッジのような住宅に憧れがある方におすすめされるような素材です。
木質系と言っても、木材が剥き出しになっているわけではなく、木材をそのまま加工し、表面に特殊な処理を施すことで、外壁としての強度を出しています。

しかし、やはり木材なので、強度に限界があります。
きちんと短いスパンでメンテナンスしないと、劣化も続いてしまいます。

最後に、最も持ちが良い「樹脂系サイディング」です。
塩化ビニル樹脂などの原料をもとに作られた外壁用の素材になります。
耐久性や耐候性に優れているため、軽さも魅力の1つになっています。

そんな夢のような素材である「樹脂系サイディング」ですが、塩化ビニル樹脂を原料にしている関係で、費用が高く、見た目のバリエーションが少ないことが、一般家庭にあまり普及していない要因と言えます。

□サイディングはどのように劣化する?

サイディングボードの隙間を埋めるためのシーリングという部品がありますが、ここが浮いたり沈んだり、剥がれたりすることで、隙間ができてしまうことがあります。
これを防ぐため、サイディングの塗り替えと共に、10年程度のスパンでシーリングの打ち替えを行わなければなりません。

また、外壁のつやが失われて色味がくすむ場合があります。
これは、塗膜が劣化してしまった状態です。
このような状態になった時は、迷わず再塗装してください。
放置すると、結果的に家を蝕んでしまうことになります。

ひび割れや塗膜の剥がれや、塗膜の劣化によって粉状になってしまっている状態を指すチョーキングの場合も同様です。

サイディングが反ったり、浮いたりしてしまった場合は、交換が必要な可能性もあるので、必ず当社のような専門の会社にチェックを受けるようにしてください。

□サイディングの価格相場は?

外壁塗装の塗料には様々な種類があり、価格帯も様々。

一番高いのが光触媒の塗料で、30坪あたり150万円ほどです。
太陽光や雨の力で汚れが落ちるため、セルフクリーニング効果が期待できます。

しかし、光が当たらないところでは効果が薄くなるため、塗る場所は考えなければなりません。

次に高いのが30坪120万円ほどのフッ素・無機塗料です。
これは耐候性に圧倒的に優れており、変色や色褪せ、艶引けの心配がほとんどいりません。

ところが、塗膜が硬いため、ひび割れが起こりやすいので注意が必要です。

90万円ほどとコストパフォーマンスが良いのがシリコンです。
最近では様々な機能が付いたものがあり、「安かろう、悪かろう」でないところが強みです。

しかし、先ほどの2つに比べると、少し耐候性に欠けるところがあります。

シリコンよりさらに安いのが、ウレタン・アクリルのような塗料です。
耐候性はあまり高くなく、最も効果的な光触媒のものの半分くらいと、長期的に機能することが難しいです。

しかし、かなり安価であり、「ずっと同じだと飽きる」「定期的に壁の色を変えたい」という方にはとてもおすすめの塗料です。

□まとめ

サイディングやその塗装のやり方について、詳細に説明してきました。
身体に傷がついたらかさぶたができて、ウイルスなどの侵入を防ぐように、外壁も傷や劣化があれば、人間の手で塗装・補修してあげる必要があります。

サイディングの劣化や塗装の劣化には敏感になって、少しでもおかしいと感じたら当社のような専門家に相談し、塗装や補修が必要なのかを見てもらってください。

福井県でサイディングの外壁塗装をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
ご自宅のサイディングの種類、状態やお客様のご意見やご予算に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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