福井で外壁塗装をお考えの方へ!ベランダの外壁塗装について解説します!

外壁塗装と一緒にベランダの外壁塗装を検討している方や、ベランダの劣化が気になる方はいませんか。

ベランダの外壁塗装をするべき時期が分からないまま放置していると、雨漏りの原因になってしまう可能性があります。
そこで今回は、ベランダの外壁塗装について詳しく解説していきます。

□ベランダ塗装の種類について

ベランダ塗装には、外壁塗装と防水塗装の2種類があります。
それぞれの違いについて挙げていきます。

*ベランダの外壁塗装

外壁塗装は外壁材を雨や紫外線などから守り、長期間美しい外観を維持する目的で塗装されます。

外壁塗装によく使われる塗料には、
・ウレタン塗料
・フッ素塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
の4種類があり、耐用年数や特徴に違いがあります。

ウレタン塗料は外壁塗装の塗料の中では安価ですが、その分耐久性が低く、耐用年数は8年から10年程度です。
光沢があり、伸縮性によってひび割れしにくい特徴があります。

フッ素塗料は耐用年数が非常に長く、ウレタン塗料の2倍近い耐用年数があります。
そのため公共施設にもよく利用されており、メンテナンスの労力を削減できます。
ただし、耐用年数が長く性能が良い分、価格は高くなる傾向にあります。

シリコン塗料は耐用年数と価格のバランスが良く、コストパフォーマンスに定評がある人気の塗料です。
耐用年数は10年から15年程度です。
汚れが付きにくい特性を持っており、仕上がりがきれいになります。

ラジカル塗料もコストパフォーマンスに優れた塗料で、シリコン塗料よりも数年耐用年数が長くなる一方、1平方メートル当たりの単価が数百円程度高くなる傾向にあります。

ただし2012年に開発された比較的新しい種類の塗料のため、実績データは少ないのが現状です。

*ベランダの防水塗装

防水塗装は、ベランダの床を保護し、雨漏りを防止する目的で塗装されます。

防水塗装によく使われる塗料には、
・ウレタン塗料
・FRP塗料
の2種類があります。

ウレタン塗料は外壁塗装にも使われる塗料で、塗りやすさと価格を重視する方にはこちらの塗料がおすすめです。

FRP塗料はガラス繊維や樹脂などを混ぜて作ったプラスチック塗料で、耐久性の高さと仕上がりの見栄えの良さが特徴です。
値段は高くなりますが、耐久性の高い防水塗装を行いたい方に向いています。

□ベランダ塗装におすすめの時期について

劣化症状が特にみられない場合は、前回の塗装から10年のタイミングがおすすめの塗装時期になります。

しかし10年というのはあくまで目安の数値で、周辺環境や前回使用した塗料によって、その家に最適なベランダ塗装の時期は前後します。
特にベランダの塗装の経年劣化が進んでいる状態だと、10年を待たずにベランダ塗装をする必要があります。

そこで次に、ベランダ塗装の劣化をご自分で判断できる劣化症状について紹介します。
自分の家のベランダに下記の劣化症状が見られた場合、塗装するべき時期にあると考えてください。

*外壁塗装における劣化症状

1つ目はチョーキングです。
塗料の劣化が進むと、粉状になった塗料が塗装の表面に現れます。
手で触れた際に、手に白い粉がつくようになると、チョーキングが進んでいる証拠です。
劣化が進んで塗料本来の「外壁を守る」という役割が果たせなくなっている可能性があるので、注意しましょう。

2つ目は塗膜の剥がれです。
塗膜が剥がれると下塗り材や外壁が露出してしまい、外壁が紫外線や雨の影響をもろに受けてしまいます。
下塗り材には外壁を保護する性能が無いため、早めに塗り替えてください。

3つ目はひび割れです。
塗装表面がひび割れているケースと、下塗り材や外壁までひび割れているケースの2種類があります。

特に後者は重度の症状ですので、すぐに再塗装を検討してください。

*防水塗装における劣化症状

まず外壁塗装の劣化症状と共通する部分として、塗装面にひび割れと塗膜の剥がれが確認できた場合は、塗装すべき時期になります。

それらに加え、防水塗装をするべき時期の目安として、床に水が溜まるようになった場合には注意が必要です。
基本的にはバルコニーの床は傾斜がつけられており、水が溜まらない仕組みになっています。
水が溜まるような状態になっていると、すぐに防水塗装が劣化してしまいます。
床の角度を直すモルタル補修を行うとともに、防水塗装を検討しましょう。

これらの症状が現れている場合、放置せず早めに塗装することをおすすめします。

□ベランダの外壁塗装にかかる費用について

ベランダの外壁塗装には
・人件費
・塗料費
・下地処理費
がかかります。

3つの中では塗料費の割合が多くなっており、どの塗料を使うかによって全体の費用もかなり違ってきます。
例えばFRPの塗装費用は1平方メートル当たり4000円から8000円前後ですが、ウレタンの塗装費用は1平方メートル当たり3000円から7500円です。

予算や塗料の特徴を踏まえ、ご自分に合った塗料を選ぶようにしてください。

□ベランダの外壁塗装例について

ベランダの外壁塗装を何色にしようか迷われている方もいらっしゃるでしょう。
そこで次に、人気の色の組み合わせについて紹介します。

まず1つ目の組み合わせが、ベージュベースとアクセントカラーがブラウンの組み合わせです。
優しい印象に仕上がり、人気の組み合わせです。

2つ目の組み合わせが、色の濃いブラウンベースとアクセントカラーがホワイトの組み合わせです。
ベランダの出っ張り部分をホワイトにすることで、濃い色特有の重みを消してくれます。

3つ目の組み合わせが、ピンクベースとアクセントカラーがホワイトの組み合わせです。
ポイントはピンクを薄めに設定することで、おしゃれな印象の家になります。

4つ目の組み合わせはグレーベースにアクセントカラーがホワイトの組み合わせです。
ベランダの色をホワイトにすることで、クールな印象の家になります。

5つ目の組み合わせが、ブルーベースにアクセントカラーがブラウンの組み合わせです。
ブルーの明るく元気な印象に、大人っぽいブラウンを加えることで色が締まります。
ブラウンは薄めの色を使うのがおすすめです。

6つ目の組み合わせはホワイトベースとアクセントカラーが濃い目のベージュの組み合わせです。
シンプルにまとめつつも、濃い目のベージュを加えることで印象がぼけにくくなります。

7つ目の組み合わせはオレンジベースにアクセントカラーが濃い目のグリーンの組み合わせです。
オレンジとグリーンは相性の良い組み合わせで、かつ両色ともに汚れが目立ちにくい色です。
塗装から時間が経っても、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。

□ベランダの外壁塗装は屋根塗装・外壁塗装とセットにするとお得

ベランダの劣化が進んでいるということは、屋根や外壁も劣化が進んでいる可能性が高いです。
そのため、ベランダの外壁塗装と同じタイミングで、外壁や屋根の塗装も一緒に行うことをおすすめします。

実際、ベランダの外壁塗装をする際に、外壁や屋根の塗装も一緒に行うお客様はたくさんいらっしゃいます。

さらに別々で工事するよりも、手間やコストが抑えられますので、ぜひベランダの外壁塗装と一緒に外壁や屋根の塗装をご検討ください。

□まとめ

ベランダの外壁塗装について扱いました。
福井でベランダの外壁塗装を依頼する業者をお探し中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社までご相談ください。
自社で育成した職人が塗装を手掛けますので、介在業者が存在しない分、良い塗料に予算をかけることが可能です。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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