2022/04/25
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
「風災による雨漏り修理に保険はきくのか」
鯖江にお住まいで、このような疑問をお持ちの方は必見です。
今回の記事では、雨漏り修理に火災保険が適用される条件を解説します。
また、保険の申請手順もご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□雨漏り修理で火災保険が適用される条件
雨漏りによる損害の修理費用を火災保険でカバーする条件は、損害が自然災害によるものであることです。
具体的には、以下のようなケースでは保険金がおりる可能性が高いです。
・強い風による瓦のズレや雨どいの損害
・雹による天窓の損害
・雪の重みによる雨樋の損害
・強い風雨による瓦屋根の漆喰の崩壊
一方で、以下のような場合は火災保険の対象になりにくいです。
・建物の経年劣化による雨漏り
・風災、雹災、雪災による雨漏りと判断できない場合
・リフォーム時や増改築時の施工不良による雨漏り
・太陽光パネル設置時の施工不良による雨漏り
このように、「施工不良」と「経年劣化」による雨漏りには保険金はおりにくいです。
□火災保険申請の申請手順
まずは被害状況を自身で確認します。
その後の調査をスムーズにするためにぜひやっておきましょう。
このとき、詳細な情報というよりも、明らかな損傷個所をチェックしておきましょう。
また、安全には十分注意してください。
次に、修理に必要な見積もりと、説明書類の作成をします。
作成するのは以下3点の書類です。
・事故内容報告書
・損害箇所の写真
・修理見積書
見積もりの作成は難しいため、専門家に頼みましょう。
また、専門家に頼むことで保険会社から信用されやすくもなります。
その次に、保険会社に火災保険の申請をします。
火災保険申請の旨を電話で伝えると、申請書類が送られてきます。
この書類と修理見積書、被災の証明書類を提出し、申請は完了です。
最後に、保険会社による鑑定が行われます。
書類の作成を全て自分で行っていた場合、調査員の質問に自分で対応する必要があります。
対応によっては保険金を認められなかったり、減額されたりする可能性もあります。
その点を考えても、書類作成は専門家に任せておくと安心でしょう。
後日、保険会社より通知が来ます。
提示金額に同意できれば、その額がまた後日に振り込まれ、完了となります。