雨樋の修理にはいくらかかるか気になりませんか?
地味ではあるものの、建物を守り近隣に迷惑をかけないためには欠かせない雨樋。
現在問題を抱えていて修理を依頼したいと考えていたら、どんな工事に実際どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
そこで、ここではメンテナンス内容ごとにどれくらいの費用がかかるのかをお伝えします。これを読んで、ご自宅の修理はどれくらいかかるのかを探ってください。
雨樋の重要性
雨樋は、地味ながら重要な役割を果たしています。
雨樋が無ければ、屋根から零れ落ちた水がそのまま地面に落下します。
軒下にしたたり落ちる水がうっとうしいだけでなく、「雨だれ石を穿つ」と言うように、コンクリートであろうと地面をどんどん損傷していきます。
そんな大切な雨樋の修理には主に4つあります。
修理1:雨樋の掃除
雨樋から水があふれ出てしまっているときに一番多い原因は、雨樋にごみが詰まっていることです。雨樋のごみは自分でも掃除できるので、費用は0円です。
はしごや脚立で上って雨樋のごみを取り除いたり、竪樋の一番下のごみ・泥を掻き出したりしてください。
ただし、高所の作業をしたことが無い方や、二階以上の部分の雨樋の作業をする場合は危険なので業者に委託するようにしてください。
委託した場合は、数千円~1万円程度のようです。
修理2:雨樋の一部の交換・補修
雨樋の一部にひび割れがあり、一時的に補修したり交換したりしたい場合は、コーキング剤や防水テープで補強します。
あるいは、雨樋を部分的に交換する場合もあります。
これら雨樋の一部交換・補修には1~3万円ほどかかるでしょう。
修理3:雨樋全体の修理
雨樋の損傷がひどい場合には、一部でなく全部を交換する必要があります。
2階部分の雨樋を交換する場合、雨樋の部品代だけでなく足場代(約30坪で10~20万円前後)もかかります。
そのため、交換工事全体の費用相場は10~60万円とかなり幅があるのです。
修理4:雨樋全体の塗装
雨樋に塗装がされている場合、受け続ける雨風の影響で劣化してしまいます。平均的には7~10年で塗装の効力がなくなるだけでなく、見た目もボロボロになるため、再塗装の必要性が出てきます。
費用相場としては5~10万円程度です。
放置すると、雨樋全体の交換というより費用の掛かる修繕を行わなければならないため、早めに行うのが良いでしょう。
前と同じ塗料にするのも可能ですが、敢えて雨樋だけ明るい色を選んだり、塗料の種類(アクリル・ウレタン・シリコンなど)を変えることで塗装の費用・頻度を変えたりすることも可能です。ぜひ一度施工店と相談してみてください。
雨樋の状態によってかなり費用が変わります。早めに対処できる場合はそうするのがおすすめです。
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