2018/12/21
家のカビは、どこに潜んでいるのでしょうか。
水まわりはもちろん、実は部屋の中でもカビは繁殖しています。
カビが気になって、除湿剤等をご使用かもしれません。
ですが、除湿剤では追い付かないレベルでカビが繁殖していることが多いです。
リフォームには、カビの発生原因となる湿気に対策するリフォームがあります。
そこで今回は、湿気やカビ対策で行うリフォームについて紹介していきます。
□断熱リフォーム
壁や窓際に黒いカビが生えていませんか。
壁や窓際(窓サッシ)のカビは、結露が原因です。
この場合は、断熱性能を上げるリフォームを行いましょう。
断熱リフォームは壁に断熱材を貼る、窓を二重窓にする(内窓を取り付ける)方法があります。
断熱リフォームにはカビを防ぐこと以外にもメリットがあります。
断熱材を壁に貼った場合、冬は暖かく夏は涼しい部屋になります。
また、窓の取り付けは防音対策にもなります。
□床下換気扇の取り付け
カーペットや畳、足元にカビが繁殖している場合があります。
この場合、カビが発生するだけでなく、ダニの温床にもなりやすいです。
上から見ると問題ないように見えるかもしれませんが、少し持ち上げてみると裏側にカビやダニが発生しているかもしれません。
このような足元の湿気には、床下換気扇を取り付けると効果的です。
浴室の場合には、浴室乾燥機を取り付けると良いでしょう。
しかし、換気扇を取り付ける際には注意が必要です。
換気扇の取り付けにはまず、空気の出入口を確保しなければなりません。
加えて、風が部屋に隅々まで流れる設計で行うことが大切です。
ですので、訪問販売や売りつけのリフォーム業者を選ぶ際は注意しましょう。
設置工事を適切に行える、信頼できる業者を選ぶようにしてくださいね。
□フローリングへの張り替え
床下の湿気やカビには、床下換気扇を設置する以外の方法もあります。
例えば、床をフローリングに変更する方法です。
フローリングはカーペットや畳と比べるとカビが生えにくく、掃除もしやすい特徴があり、床をフローリングに張り替えることでカビの発生を抑えられます。
□まとめ
今回は、カビ対策、湿気対策に効果的なリフォームをご紹介しました。
カビは、様々な要因で発生します。
湿気やカビには、状況に応じたリフォームでの解決がおすすめです。
カビを放置すると家だけでなく、健康上の被害にもつながります。
湿気やカビが少しでも気になる場合は、必ず早いうちから対処しましょう。