・福井の皆様、こんにちは。
福井、鯖江で外壁塗装屋根塗装施工数実績ナンバーワンの地元福井の塗替専門店ペイントパンセ、塗装職人の三上浩平です。
福井県にお住まいで、外壁塗装をお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装をDIYでしようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁塗装をDIYですることはおすすめしません。
この記事ではDIYの方法とおすすめしない理由を解説します。
□外壁塗装のDIYに必要な物とは
DIYをしたいと考えているが、何を用いて行えばよいか分からない人が多いのではないでしょうか。
実は外壁塗装のDIYに必要な物は塗料と道具だけです。
以下でそれぞれを詳しく説明します。
まず塗料について説明します。
塗料は下塗り用、上塗り用の塗料とうすめ液を用意する必要があります。
これらの塗料はそれぞれの種類で耐久性が異なります。
そのため、塗料を選ぶ際には性能を確認し価格だけでは選ばないようにしましょう。
次に道具について説明します。
塗装するには、ハケ、ローラー、バケツ、マスク、ゴーグル、手袋、はしごが必要です。
これらをすべて準備しましょう。
□DIYで外壁塗装をする際の手順とは
上記で必要な道具を紹介しましたが、道具を用意した後実際にどのようにDIYをするか気になりますよね。
一般的に洗浄、養生、下地処理、下塗り、上塗り(中塗りと上塗り)の流れでDIYします。
以下でそれぞれの段階を詳しく説明します。
洗浄では、高圧洗浄機やブラシを使って塗装部分の汚れを落とします。
カビや苔がある場合は中性洗剤をつけたブラシでこすり、水で流しましょう。
洗浄後はしっかりと乾燥させることが大切です。
養生は塗装しない部分をシートで守ることです。
塗装中は塗料が飛び散る可能性があるため、塗料を付けたくない場所は必ず養生しましょう。
忘れがちですが窓や車、植物も養生しましょう。
下地処理は外壁の下地を補修することです。
ヒビや傷があるとその部分から雨水が入り、建築材を腐食することで住宅の劣化を早めます。
塗装前には必ずヒビや傷を直す下地処理をしましょう。
下塗りは外壁と上塗りの塗料を密着させるための工程で、下塗りがしっかりと行われないと塗料が剝がれやすくなります。
ムラができないよう、均一に塗り広げましょう。
ローラーとハケを使い分けて塗るのがおすすめです。
上塗りは下塗りが乾いた後に2回行い、その2回とも同じ塗料を用います。
なぜ2回行う必要があるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
実は塗装を1回するだけでは塗料の耐久性が低く、長持ちさせられません。
そのため、2回塗装して耐久性を向上させるのです。
また、上塗りを2回行うと塗り残しを防げ、見た目も良くなります。
これらの理由があるため、上塗りは2回以上することを心がけましょう。
□外壁塗装のDIYをおすすめしない理由とは
この記事の最初で述べたように外壁塗装のDIYはおすすめしません。
以下で4つの理由を説明します。
1つ目は危険性があるからです。
多くの方が高い場所を塗装する際にはしごを用います。
しかし、はしごがしっかり固定されていなければはしごが倒れて怪我をする可能性があり危険です。
また屋根の塗装中に屋根から落下する場合もあり、高い場所の塗装には危険を伴います。
さらに、室外機を養生したまま稼働すると排気できないため爆発する可能性があるなど、外壁塗装のDIYには様々な危険があります。
命を落とす事故に繋がりかねないため、はじめから塗装会社に依頼するのがおすすめです。
2つ目は長持ちしないからです。
塗料はホームセンターで購入できます。
しかし、そのような塗料は初心者でも扱いやすいですが、塗装会社が使用している塗料と比較すると耐久性能が低いです。
そのため、一度の塗装で長持ちさせたいならDIYはおすすめできません。
ネット通販であれば、塗装会社が使用している塗料と同じ物を買える可能性があります。
しかし、初心者には取り扱いづらくムラや塗り残しができやすいです。
そのため、塗料の本来の耐久性を発揮させられません。
このような理由から、外壁塗装を長持ちさせるにはDIYをおすすめしません。
3つ目は時間がかかるからです。
延べ床面積が30坪の住宅で外壁塗装をする場合、塗装会社に依頼すると20日程で塗装が完了します。
一方、初心者のDIYでは作業できる日が何日あるかによって変わりますが、一般的に50日前後かかります。
1人で50日も塗装しなければならないのは苦痛ですよね。
4つ目は長い目で見ると外壁塗装に要する費用が高くなるからです。
DIYに必要な塗料や道具を揃えるのは塗装会社に塗装を依頼するよりも安くつきます。
しかし、DIYではムラや塗り残しができたり、本来の塗料の耐久性能が低下したりすることで頻繁に塗料を塗り替える必要があります。
また、ホームセンターで手に入る塗料の上から塗装会社が使用する塗料は使えません。
そのため、一度でもDIYをした後に塗装会社に依頼すると必要な作業が増え、値段が高くなります。
よって、DIYでは初期費用がそれほどかかりませんが、後々費用がかさみます。
□まとめ
今回は外壁塗装のDIYについて詳しく解説しました。
外壁塗装のDIYは危険で長持ちしない上に時間がかかります。
また、長い目で見た時に多額の費用を要するデメリットもあります。
そのため、外壁塗装をお考えの際は塗装会社に依頼することを強くおすすめします。
この記事は塗装職人の私、三上浩平が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、ペイントパンセへご依頼くださいね♡