2021/11/14
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
リフォームを考えるうえで「火災保険を使いたいけど、デメリットはあるのだろうか」、「火災保険を使う場合の注意点はあるのか」という疑問も出てくるでしょう。
そこで今回は、火災保険のデメリットと注意点について紹介します。
福井県にお住まいの方は、ぜひご覧ください。
□火災保険を利用するデメリットはあるのか
結論としては、火災保険を利用するデメリットはありません。
火災保険に加入すると、たくさんのメリットや安心を得られます。
しかし、その反面、デメリットもあるのではという疑問も出るでしょう。
以下でよくある火災保険への疑問を解消させていきます。
まず、保険料についてです。
自動車保険は、事故などで保険を使うと等級が下がり、翌年の保険料が高くなります。
しかし、火災保険ではそのような仕組みはありません。
火災保険の保険料は、保険を使っても一定です。
そして、翌年に保険料が変わるということがないです。
次に、保険の補償内容についてです。
保険を使って、保険金の受取額が下がることや利用するのに制限は起こりません。
保険を使って、補償内容が悪くならないので、住宅や家財に被害が出れば、その都度保険を請求できます。
□火災保険を使うことでの注意点とは
大きく2つの注意点があります。
1つ目は、保険金が全額支払われると契約が終了することです。
火災保険において、保険料が全額支払われるケースもあります。
修理や再建築、再取得のための金額が保険金額を超えたケースや延床面積の80パーセント以上が焼失または流失したケース、損害額が保険金額の80パーセント以上になったケースでは、全額支払われることもあります。
逆に、保険金額の80パーセントを超えないうちは、保険金の支払いが何回あっても保険金額が減額される等はなく、契約は満期まで続きます。
2つ目は、申請から平均1か月程度で支払われることです。
保険法によると、保険の申請手続きから保険金支払いまでの期間は30日以内が原則です。
しかし、被害の大きさで調査期間も変動します。
大規模災害があった場合などは、保険会社への依頼が混雑するので、保険金の受け取りまでの期間が延びてしまうでしょう。
スムーズに保険会社とのやり取りが行われた場合、2週間ほどで完了します。
しかし、集合住宅などの金額が大きい補償がされるとなると1か月以上かかるケースもあります。
おおよその目安として、申請から2週間から1か月半程で受け取れると考えておきましょう。
□まとめ
今回は、火災保険のデメリットと注意点について紹介しました。
リフォームをお考えで、火災保険等についてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!